訃報を聞いたセレブたちからは悲しみの声が上がっている。エルトン・ジョンは昨年アレサの「最後のパフォーマンスを見ることができた」と思い出をふり返った。アレサは彼が主催するエイズ基金のイベントに出演したが、「見るからに具合が悪そうで、歌えるかどうかわからなかった。でも彼女はやってくれた。大歓声だったよ」とのことだ。「本物の音楽を愛する者にとって、アレサの死は大打撃だ」と嘆いている。
歌唱力が高く評価されている俳優のヒュー・ジャックマンは、アレサとの共演経験を懐かしんだ。「僕のキャリアにおけるハイライトの1つは、トニー賞授賞式でアレサと歌ったことだ。自分の肉体から離れたような経験だった。史上最高の歌手の1人だよ。みんなが寂しく思う」。
オバマ元大統領はミシェル夫人と連名で追悼文を発表。ミシェル夫人は2015年にコンサートでアレサの歌声に涙する姿が目撃されていた。トランプ大統領もSNSで「素晴らしい女性だった。彼女の声は神からの贈り物だった。残念だ」とツイート。
The Queen of Soul, Aretha Franklin, is dead. She was a great woman, with a wonderful gift from God, her voice. She will be missed!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年8月16日
11月14日には、ニューヨークでアレサの音楽業界の功績を称えたコンサートが開かれる。これは数か月前から企画されていたものだが、アレサが亡くなったいま、追悼コンサートの役割が大きくなるかもしれない。