■ストーリー
特技は文章を書くこと、趣味はゲームという女子中学生のミレが好きな場所は、ゲームの世界「ワンダーリング・ワールド」。暴力をふるう父親もいなければ、寂しい学生生活を送る学校にも行かなくてもいいその世界に、ミレは自分だけの世界を夢見る。
ある日、現実の友達を作ろうとテヤンとベッカプに歩み寄るものの、思わぬアクシデントで心に傷を負ってしまう。さらに、「ワンダーリング・ワールド」も配信中止の知らせが届き、途方に暮れたミレはネット上で出会った友達のジェヒに会いに行くのだが…。
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■『哭声』出演の次世代女優×「EXO」スホ
2016年に韓国の漫画大賞に相当する「今日の私たちの漫画賞」を受賞し、ネットユーザーの評価で驚異の9.9点を記録したウェブ漫画「女子中学生A」を原作とした本作。
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『哭声/コクソン』では怪異に苦しめられる主人公の娘役で、全羅道(チョルラド)訛りの流行語を誕生させるほど強烈な印象を残し、韓国のアカデミー賞と称される大鐘賞映画祭で新人女優賞を受賞するなど高い評価を獲得し、次世代女優と称賛されるキム・ファンヒが主人公の女子中学生・ミレ役。彼女の友人・ジェヒを、『グローリーデイ』で繊細な演技を見せ、今回約1年ぶりの映像作品への出演となる「EXO」のリーダー・スホが熱演。
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ほかにも、チョン・ダビン、イ・ジョンヒョクが出演する。
■初めての友達――予告編公開
日本公開決定と同時に到着した予告編では、「泣きやまない鳥がいた」「“この涙はいつ止まる?”」といったセリフが映し出されスタート。“味方なんて1人もいない”と思っていたミレだったが、そんな彼女に初めての友達ができるシーンが収められている。また“FREE HUGS”を求める着ぐるみとのやりとりも印象的だ。
なお、12月1日(土)より本作の特典付き特別鑑賞券が発売スタート。「海外版ビジュアルポストカード」が購入特典となっている。
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『飛べない鳥と優しいキツネ』は2019年1月19日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開。