『メリー・ポピンズ』『アラジン』『ライオン・キング』…2019年のディズニー実写映画がスゴイ

2017年NO.1ヒットとなったミュージカル『美女と野獣』に続き、2018年は『プーさんと大人になった僕』『くるみ割り人形と秘密の王国』が公開。2019年のディズニー実写映画は、さらに怒涛の公開ラッシュとなっている。

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『メリー・ポピンズ リターンズ』(C)2018 Disney Enterprises Inc.
『メリー・ポピンズ リターンズ』(C)2018 Disney Enterprises Inc. 全 50 枚 拡大写真
『マレフィセント』(14)の世界的ヒットを皮切りに、ディズニーの実写映画の勢いが凄まじい。2017年NO.1ヒットとなったミュージカル『美女と野獣』に続き、2018年はユアン・マクレガーが“大人になったクリストファー・ロビン”にハマった『プーさんと大人になった僕』、クリスマス映画の新定番として次世代女優マッケンジー・フォイの活躍と煌びやかな世界観を映し出した『くるみ割り人形と秘密の王国』が公開された。

ところが、2019年のディズニー実写映画はさらにスゴい! 予告編やビジュアル解禁にネットが沸く話題作が、怒涛の公開ラッシュとなっている。

エミリー・ブラント主演『メリー・ポピンズ リターンズ』2月1日(金)



『メリー・ポピンズ・リターンズ』(C)APOLLO
アカデミー賞13部門にノミネート、主演女優賞(ジュリー・アンドリュース)など5部門を受賞した『メリー・ポピンズ』(64)の“その後”を描く『メリー・ポピンズ リターンズ』。『クワイエット・プレイス』のヒットも記憶に新しく、『イントゥ・ザ・ウッズ』でも美声を披露したエミリー・ブラントが新たなメリー・ポピンズを生き生きと演じ、ゴールデン・グローブ賞4部門ノミネートなど映画賞レースでも注目を集めている。

『メリー・ポピンズ・リターンズ』(C)APOLLO
物語の舞台は前作から20年後、大恐慌下のロンドン。バンクス家のピンチに、再びあの“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが帰ってくる! 『モアナと伝説の海』の音楽でアカデミー賞にノミネートされたリン=マヌエル・ミランダ、ベン・ウィショー、コリン・ファース、メリル・ストリープ、そして前作に続いて出演するディック=ヴァン・ダイクも楽しみ。


ティム・バートンの世界観に期待『ダンボ』3月29日(金)



『ダンボ』ティザービジュアル(c)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
1941年のアニメーション映画は、“大きな耳”を持ったために仲間はずれにされてしまう象のダンボの成長物語。そして、『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など独特の世界観で知られる鬼才ティム・バートンが手がける実写『ダンボ』は、そのコンプレックスを強さに変えたダンボが、離れ離れになった母を救うために仲間に支えられ、勇気を出して“飛ぶ”姿に期待が寄せられている。

『ダンボ』(C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のコリン・ファレルがサーカスの元スター団員ホルト役(今回はいい人)、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のエヴァ・グリーンが空中ブランコ乗りのコレット役に、ティム・バートン版『バットマン』のマイケル・キートンがサーカス団長ヴァンデミア役と豪華俳優が名を連ねている。


ウィル・スミスのジーニーはハマリ役!?『アラジン』6月7日(金)



『アラジン』 (C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
人生を変えるチャンスを待つアラジンと新しい世界に飛び出したい王女ジャスミンのロマンス、3つの願いを叶える魔法のランプをめぐる冒険、そしてランプの魔人ジーニーのコミカルな魅力が人気を集めた『アラジン』。1992年の世界興行収入1位となる大ヒットを記録し、主題歌「ホール・ニュー・ワールド」はアカデミー賞歌曲賞などに輝いた。

『アラジン』 (C) APOLLO
『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が務め、ミュージカルとなる実写『アラジン』は大ヒットした『美女と野獣』を超えるか? と早くも話題。歌って踊れるアラジン役とジャスミン役には世界的オーディションが敢行され、新鋭のメナ・マスードと新『チャーリーズ・エンジェル』や『パワーレンジャー』のナオミ・スコットが選ばれた。さらに、ランプの魔人ジーニーを演じるのが“ザ・エンターテイナー”ウィル・スミスとあって、期待値は高まるばかり。


“モフモフ”予告が話題に『ライオン・キング』全米公開7月19日(金)



『ライオン・キング』(C)APOLLO
1994年に大ヒットしたアニメーション映画を、2016年に『ジャングル・ブック』を大成功させたジョン・ファヴローの手により実写化。11月に解禁された本国版予告では、王の後継者シンバがヒヒの呪術師ラフィキによって天高く抱き上げられる象徴的なシーンが、臨場感あるダイナミックな映像となって登場。シンバのモフモフぶりにも驚嘆の声が続出し、24時間で2億2460万回再生された。


声優陣も豪華で、主人公シンバを演じるのはドナルド・グローヴァー、シンバの幼なじみナラをビヨンセほか、キウェテル・イジョフォー、アニメーション版でも声を務めたジェームズ・アール・ジョーンズなど。また、アニメーション版でアカデミー賞作曲賞を受賞したハンス・ジマーが再び音楽を担当する。


注目女優テッサ・トンプソンが声優『わんわん物語』2019年



『わんわん物語』 (C) APOLLO
2019年後半開始予定のディズニー独自のストリーミングサービス「Disney+」の作品の1つになるといわれるのが、1955年のアニメーション映画『わんわん物語』を実写化する『Lady and the Tramp』(原題)。高級犬レディと野良犬トランプのラブストーリーを描く物語は実写とCGの融合となるようで、監督は『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』のチャーリー・ビーン。

テッサ・トンプソン-(C)Getty Images
主人公レディの声は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』『クリード 炎の宿敵』『メン・イン・ブラック:インターナショナル』と出演作が続き、注目度上昇中のテッサ・トンプソン、トランプの声は『ガール・オン・ザ・トレイン』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のジャスティン・セロー。レディの飼い主で、実写で登場するダーリンは『さよなら、僕のマンハッタン』のカーシー・クレモンズが務める。


こちらも配信作品に?『王様と剣』2019年



『王様と剣』(C) APOLLO
「アーサー王伝説」を原案にしたT・H・ホワイトの小説が原作、1963年にアニメーション映画化された『王様と剣』も実写化。同作はウォルト・ディズニーが最後に手がけた映画としても知られる。原題は『The Sword in the Stone』(石に刺さった剣)で、後にアーサー王となる少年ワートと魔法使いマーリンが登場。「ゲーム・オブ・スローンズ」のブライアン・コグマンが脚本、監督は『28週後... 』フアン・カルロス・フレスナディージョと、ややダークな世界観となるのかも。

『王様と剣』(C) APOLLO
一方で、魔法使いマーリンについて描く『ザ・マーリン・サーガ』も進行中といわれ、リドリー・スコットが候補に挙がっているらしい。


アナ・ケンドリックがサンタの娘に!『Noelle』も2019年?



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It begins..... N O E L L E

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往年のアニメーション映画の実写化ではないが、『イントゥ・ザ・ウッズ』や『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナ・ケンドリックが、サンタクロースの娘を演じる『Noelle』(原題)が、2019年のクリスマスシーズンに登場しそう。父がサンタクロースを引退、怖気づいた兄に代わって彼女が家業を継ぐ物語。脚本・監督は『ラブソングができるまで』『Re:Life~リライフ~』のマーク・ローレンス。


2020年以降も続く実写化の波。独自の配信サービスも影響か!?


上記以外にも、さまざまなアニメーション映画の実写版やスピンオフ作品が続々と進められている。

『ムーラン』(C)APOLLO
まず『ムーラン』は、1998年のアニメーション映画を『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』『クジラの島の少女』の女性監督ニキ・カーロにより実写化。世界5大陸で1,000人規模のオーディションが行われ、日本で歌手活動の経験もある若手女優リウ・イーフェイが大抜擢。

リウ・イーフェイ-(C)Getty Images
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のドニー・イェンに『エクスペンダブルス』シリーズのジェット・リー、『SAYURI』のコン・リーと世界的なアジアのスターたちが脇を固める。特にコン・リーはアニメには登場しない新キャラのヴィラン(悪役)で、強力な魔女となるとか。2020年3月27日全米公開予定。


また、アンジェリーナ・ジョリーとエル・ファニングが続投する『マレフィセント2』(原題)は2020年5月29日全米公開予定だ。

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It's bring your mom to work day on the #Maleficent2 set!!!!!

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ほかにも、エマ・ストーンが『101匹わんちゃん』の悪役クルエラを演じる『Cruella』(原題)、リース・ウィザースプーン主演でティンカーベルを主人公にした『Tinker Bell』(原題)、そしてトム・ハンクスの出演交渉が伝えられた実写版『ピノキオ』は『パディントン』シリーズのポール・キング監督らが手がけることが分かっている。

『ピノキオ』(C)APOLLO
実写とCGで描かれる『リトル・マーメイド』は、『メリー・ポピンズ リターンズ』が好評のロブ・マーシャル監督が担当。音楽は『メリー・ポピンズ リターンズ』にも出演するリン=マヌエル・ミランダ、アニメ版を手掛けたアラン・メンケンがタッグを組むらしい。

『リトル・マーメイド』(C)APOLLO
ハワイに暮らす少女とエイリアンの友情を描いた2002年の『リロ&スティッチ』も実写化に。『シンデレラ』の王子を主役にした『Prince Charming』(原題)は『美女と野獣』の脚本を手がけたスティーヴン・チョボスキー監督がメガホン。

『リロ&スティッチ』 (C) APOLLO
1953年のアニメーションを実写化する『ピーター・パン』は、『ピートと秘密の友達』(16)を手がけたデビッド・ロウリーとトビー・ハルブルックスの再タッグとなる模様。さらには、ジーニーを主人公にした『アラジン』前日譚『白雪姫』などもある。

ディズニーは自社のアニメーション映画の実写化を推し進めてはいるが、誰もが知る名作ばかりだけに、往々にして評価のハードルは高くなる。『美女と野獣』や『シンデレラ』など、実写ならではの絢爛で壮大な映像と時代の空気を巧みに取り入れた物語をすでに体験してしまった観客の期待に、果たして応えるものとなるのか。とにかく、それぞれの続報を首を長くして待っていよう。

《text:Reiko Uehara》

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