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『勝手にふるえてろ』『万引き家族』の松岡茉優が主人公の元・天才少女役で主演を務め、社会人ピアニスト役には『居眠り磐音』『新聞記者』など大活躍を続ける松坂桃李。音楽エリート役には『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューも果たした森崎ウィン。そして世界最高のピアニストが遺した謎の少年には、新星・鈴鹿央士が大抜擢。監督・脚本・編集は『愚行録』で見事な長編監督デビューを果たした石川慶と、日本映画界が注目するキャスト、スタッフ陣が集結したことでも話題の本作。
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■日本映画史上最も贅沢な“音”が鳴り響く
そんな中、“実写化不可能”といわれた本作の“天才たち”のピアノの音を担当する、日本を代表するピアニストたちが明らかに。

松岡さん演じる栄伝亜夜には、感性豊かな音楽性と独創性で世界の数々の舞台で聴衆を魅了している実力派ソリストであり、昨今は後進の指導でもその多才ぶりを発揮する河村尚子。
松坂さん演じる高島明石には、国内外のコンクールで活躍をみせ、2015年に行われたアイスショー「Fantasy on Ice」で羽生結弦と共演した実績を持つ福間洸太朗。
森崎さん演じるマサル・カルロス・レヴィ・アナトールには、自身もマサル同様に海外で育ち、その才能を幼いころから発揮させ、2018年には国際NGO「難民を助ける会」の創立40周年チャリティーコンサートにて、皇后さまの前で演奏もした金子三勇士。
そして鈴鹿さん演じる風間塵には弱冠18歳にして国際コンクールで優勝した藤田真央が参加。まさに映画史上最も贅沢な演奏陣が顔を揃えた。
さらに、宮沢賢治の同名の詩をモチーフにし、作中でコンクール曲となっているオリジナル楽曲「春と修羅」の作曲を手掛けたのは、国際的に評価の高い作曲家・藤倉大。15歳で英国留学した藤倉さんは、現代音楽の作曲家としてロンドンを拠点に国際舞台で活躍している。
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また、併せて劇中の演奏シーンの場面写真も到着。コンクールが舞台となる本作で、ピアニストという表現の難しい役を繊細かつ、感情的に演じきったキャスト4人の見事な演技にも注目。本物を追求したからこそ成し得た至極の“音”が響き渡る本作で、これまでに体験したことのない音楽の世界を体験できそうだ。

なお、今年のゴールデン・ウィークに行われるクラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭では本作とコラボした映画「蜜蜂と遠雷」ノベルティ付きセット券の発売が決定。福間さん、金子さんの出演公演と「春と修羅」の作曲をした藤倉さんプロデュース・出演公演の3公演を本作に先駆けて堪能できるチャンスとなっている。
『蜜蜂と遠雷』は10月4日(金)より全国にて公開。