>>『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』あらすじ&キャストはこちらから
若くして、これまでに3度もアカデミー賞にノミネートされ、 本作ではメアリー女王を演じたシアーシャ。そして、これまでの彼女からは想像できないメイクアップでエリザベスI世を演じたマーゴット。
今回解禁となるインタビューで、2人は劇中の印象的な“対面”シーンについて「マーゴットが演じるエリザベスを想像してた」(シアーシャ)、「大切な意味があった」(マーゴット)とふたりの女王の関係を明かすとともに、衣装・メイクと役作りなどについて語っている。

本年度アカデミー賞にノミネートされた衣装について、シアーシャは「着替えだけで気分は変わる。毎朝、服を着替えるだけで45分もかかったけど、その間に気持ちを切り替えられた」という。

一方、マーゴットは「窮屈で見た目だけでなく動きも変わった。おかげで、彼女は強く見せようとして苦しんでいたとわかった。袖は縫われてなくて後から結びつけたのよ!」と、衣装の苦労とその大きな功績に触れた。

また、ふたりの女王の関係についてシアーシャは「メイ首相とスタージョン首相の関係と似ている」と現・首相たちの名前を出すとともに「メアリーは現代ならバーニー・サンダースに近いかも。人としてまともそうだし、政治家としても優秀だから」と、若者世代から支持を集めながらも2016年大統領選予備選ではヒラリー・クリントンに敗れた彼に触れ、「でも、残念なことにそういう人はなかなか勝ち残れないけどね」と現代にリンクする人物像について語っている。
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』はTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開中。