まったく噛みあわない復讐劇に観客爆笑!? 映画ファンの心を掴んだ『スノー・ロワイヤル』

主演は『96時間』シリーズの“最強パパ”ことリーアム・ニーソン。だけど、様子がいつもと違う? 映画の常識を覆す『スノー・ロワイヤル』のクセがすごい魅力を徹底分析する。

最新ニュース スクープ
『スノー・ロワイヤル』(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED
『スノー・ロワイヤル』(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED 全 9 枚 拡大写真
模範市民賞を受賞した善良な一般人が、息子を奪われブチギレ! そして幕を開けるのは、誤解が誤解を生む、まったく“かみ合わない”復讐劇だった。主演は『96時間』シリーズの“最強パパ”ことリーアム・ニーソン。だけど、様子がいつもと違う? 映画の常識を覆す『スノー・ロワイヤル』のクセがすごい魅力を徹底分析する。


全世界15か国No.1!
今度のリーアムは、善良な一般市民!?



『スノー・ロワイヤル』(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED
アカデミー賞候補の実力派俳優にして、今や“無双アクションスター”の名をほしいままにしているリーアム・ニーソン(映画公開日の6月7日に、67歳の誕生日!)。そんな彼が主演最新作『スノー・ロワイヤル』で演じるのは、なんと模範市民賞を受賞するほどマジメで物静かな除雪作業員、ネルズ・コックスマンという役どころ。

ある日、愛する息子を殺されてしまったネルズが、地元を牛耳る麻薬組織に復讐を仕かける…のだが、雪深い田舎町は、誰も予想できない事態に巻き込まれていくのだった。これまで、ニーソンが演じてきたキャラクターといえば、“元○○”な殺人マシーンが定番だが、本作では、ただただ善良な一般市民であり、当然、特殊なスキルはゼロ。代わりに除雪作業員として長年培った土地勘と体力、そして犯罪小説で得た知識(!)を武器に孤軍奮闘するのだ。

『スノー・ロワイヤル』(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED
監督はベルリン国際映画祭コンペ部門の常連で、ノルウェー映画界きっての鬼才であるハンス・ペテル・モランド。彼が自身の代表作『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』をハリウッドでセルフリメイクした本作は、全世界15か国で初登場No.1に輝く大ヒットを記録。

「『ファーゴ』のキレ味とセンスあり!」(VARIETY)、「タランティーノが『96時間』を撮ったらこうなる」(The Mercury News)と絶賛の声があがっている。麻薬王を演じるトム・ベイトマン(『オリエント急行殺人事件』)、ネルズの妻を演じるローラ・ダーン(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』)、地元警察役のエミー・ロッサム(『デイ・アフター・トゥモロー』)など豪華キャストが加わり、いま映画の常識を覆す“まったく噛みあわない”復讐劇が幕を開ける。

キャラクターのクセがすごい!
先が読めない展開に、拍車かけまくり



『スノー・ロワイヤル』(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED
そう、本作がこれまでのクライムサスペンスと決定的に異なるのは、復讐に燃える主人公と、その対象であるはずの麻薬王(その名もバイキング)の“思惑”がまったく噛みあわず、先の展開が一切読めないという点!

息子を死に追いやった関係者をネルズが1人、また1人と葬る一方で、バイキングは「ちょっ、敵対する麻薬組織の仕業じゃん?」と勘違いし、本来事件とは無関係だった麻薬組織に報復を仕かけてしまう。こうなると、相手側も黙ってはいられず、ネルズが知らないところで、組織同士の“つぶし合い”が勃発。事態は見当違いな方向へと暴走していくのだ。

『スノー・ロワイヤル』(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED
そんな先が読めない展開に、拍車をかけるのが、個性豊かなキャラクターたち。

突如、ブチギレて復讐の鬼と化すネルズをはじめ、「健康オタクの麻薬王」「モーテルに年間100泊して、清掃員のナンパに勤しむギャング」「殺しの依頼をすぐターゲットに密告してしまう、強欲な殺し屋」「おっさんずラブなマフィア幹部」などなど、クセ者のオンパレードだ。さらに、退屈な田舎町で巻き起こる連続殺人事件に「ついに活躍できるチャンスが来たし!!!」とばかりに、テンションがブチあがりの女性警官(ただし、重要な捜査情報は、都会で働く元カレ刑事に頼りっぱなし!)、父親が麻薬王にも関わらず、グレるどころか、まっすぐに育ちすぎたピュアな小学生の息子(将来は絶対にイケメン!)と登場人物全員のクセがすごい! もはや、主人公ネルズの存在感がかすんでしまうほどだ。

満足度は95%
驚きと困惑の先にあるものとは?



『スノー・ロワイヤル』(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED
すごいのは分かったけど、結局どんな映画なの? 確かに『スノー・ロワイヤル』の魅力は、実際に映画を観てみないと伝わらない! ということで5月某日、国内最大級の映画レビューサイト「coco」で独占試写会を実施。なんと満足度95%(2019年5月27日時点)の高評価をたたき出した。

『スノー・ロワイヤル』(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED

●予想外の展開に、驚きの声!


「シリアスな映画と思っていたら、大間違い。真面目に笑えるタランティーノを彷彿させる作品だった」

「リーアム・ニーソンの復讐物ながら、今までのとは全く違う。笑いが随所でこみ上げる映画」

「なぜだろう。クライムアクションみたいのを観に来たと思っていたのに、ニヤニヤと思い出し笑いしながら、心が満たされた気持ちになってる(笑)しかも今年の映画ベスト10に入れたくなってるよ!恐るべし、リーアム・ニーソンさん!」

「ちょっと待って!! 私は一体何を観させられたの?! リーアム・ニーソン演じるいかれる父親の復讐劇?と思いきや、話は予想外の方向へ…。いやー、世の中ってほんと不条理! しかしこの観賞後の戸惑いは癖になりそう…」

●笑っていいの? 戸惑いながらも、結局爆笑!


「ガンガン人が死ぬが、死んだ数だけ笑いが起こる。しかも話が進むほど、とっておきの面白さが出現するのがたまらない」

「これは笑っていいのかな?って、思ったら遠慮なく笑った方がいいと思います、この映画。館内は度々爆笑に包まれていました」

「息子を殺された父親の復讐劇のはずなのに、悪党が死ぬ度に、場内が笑いに包まれるという不思議な映画」

「人が死ぬたび、客席爆笑。こんな陽気な復讐劇、何度も観たいと思って然り。愛すべき個性の強いキャラクターの面々が最後まで飽きさせてくれない」

coco映画レビュアーの感想こちら

『スノー・ロワイヤル』公開情報

『スノー・ロワイヤル』(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED
雪の町キーホーで模範市民賞を受賞するほどの真面目な除雪作業員ネルズ・コックスマン。ある日、一人息子が麻薬の過剰摂取に偽装され、地元の麻薬王バイキングの組織に殺されてしまう。裏で組織が糸を引いていることに気付いたネルズは、ある時は素手で、ある時は銃で、ある時は除雪車で、一人また一人と敵を殺していく。しかし、敵対するネイティブアメリカン麻薬組織の仕業と勘違いしたバイキングは、ネイティブ組織を襲撃。相手もその報復に出る――。

(C) 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED.
『スノー・ロワイヤル』公式サイト:https://snowroyale.jp/


〈提供:KADOKAWA〉

《text:cinemacafe.net》

特集

この記事の写真

/
友だち追加