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「やっぱり家が、世界のいちばん」をもとに家の大切さや家での暮らしを年に一度見つめ直す機会として、2010年にIKEAが制定した「やっぱり(8)家(1)の日」。では、人生に絶望した小説家の家の居心地は果たして…!? シニカルな表現たっぷりな家主のルームツアーを収めた特別映像にご注目。
ドアを開けると「いらっしゃい!」と言いながら、どこか浮かない様子で出迎えてくれたウィリアム。「まずはバスルームから」と手招きをしてルームツアー開始! 全体的に水色のタイルで覆われたバスルーム。物は少なく、洗面所からトイレからバスタブまでも水色使用。ここで何度か人生を終わらせようと奮闘したことだろう…。本人も「豪華だけど薄暗くてじめじめしてる」と率直な意見をくれた。
次に案内してくれたのはキッチン。「淡い青で統一してるよ」とバスルームに続き、こちらも水色一色。ウィリアム曰く、まだ片づけてる途中というキッチンは、確かに少し物が散らばっている様子。「寒々しくて暗い。ミステリアスな雰囲気。家主の頭の中みたい」と口にしたウィリアムからは、“死にたい”気持ちが伺える。
さらに奥に向かうと、部屋の前にはたくさんの本が積まれており、一番大きな部屋だというリビングルームがある。「アイデアを貼ったり、原稿を置いてる」との言葉通り、壁にはほぼ一面にメモが書かれたポストイットや写真が貼られ、机の上にも原稿用紙らしきものが乱雑に置かれている。机の横には無数の本が積まれ、“THE 小説家”といっても過言ではない部屋だ。
そして最後はベッドルーム。自称「眠れない夜を過ごす場所」とのこと。ただ、その眠れない夜にアイディアが生まれたりすると語るウィリアム。彼の書く小説のほとんどはこの部屋で誕生したのだろうか。
ベッドルームを後にすると、「そろそろお開きにしてもいいかな? 大勢は苦手なんだよ…」と最初に浮かない顔をした理由を明かす。足早に玄関扉の方へ移動し、「今日はありがとう。案内できて楽しかったよ」と本心ではなさそうな言葉を口にし見送ってくれた。
そして、さらにウィリアムの部屋での生活を写した場面写真2点も到着。薄暗いキッチンで自身の小説の評価に落胆するウィリアムと、執筆中に行き詰った様子で壁に貼ってあるアイディアを見つめるウィリアム。彼の心を代弁したかのような寒々しい部屋たちが、絶妙な雰囲気を醸し出している。

しかし、よく見るとお洒落で可愛らしい小物もたくさんあり、時代を感じるアンティークな家具も発見! ウィリアムならではの部屋が本作でどのように登場するのか、期待していて。
『やっぱり契約破棄していいですか!?』は8月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。