主人公・遊佐清春は右手に拳銃を握り、横には上司だった女性刑事が死んでいた…。直前数か月の記憶を失っていた清春は殺人の疑いをかけられるが、その事件は謎の10億円強奪事件とも関連し、警察の闇とも結びついていた――という究極のアンストッパブル・ミステリーである本作。
賀来賢人が警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春を演じ、清春の上司だった女性刑事・碓氷薫に広末涼子。清春の先輩で公安部の才門要に井浦新。清春の同僚刑事に工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太。捜査一課長の南武修介に北村一輝。
清春が住むビルの1Fで喫茶店を経営する深水喜一に笹野高史、その娘でフリーライターの咲良に夏帆。清春と対立する刑事・宮城遼一に細田善彦。元犯グレ・ベルムスの喜志正臣に栄信といったキャストが出演する。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
「碓氷薫殺害事件」と「十億円強奪事件」を理事官・本城諭(篠井英介)の犯行ということで幕を降ろそうとする警察上層部に、清春、宮城、南武ら現場の刑事たちは反旗を翻す。南武の独断で捜査を続ける清春らは十億円強奪事件の実行犯の1人・風間岳人の経歴がすべて架空のものであることを知る。
本城の娘・芹奈(佐久間由衣)が提供した映像から風間が咲良の姉で才門の元婚約者である星良を殺した男であることがわかる。才門の復讐劇だと考える清春たちだったが、才門を問い詰めると「真犯人は南武」と衝撃の答えが返ってくる――というのが今回のストーリー。
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「3年A組」と同じ世界が舞台である本作だが、今回はこれまで以上に同作とリンクする要素が登場。喜志が清春に「3年A組」のフェイク映像を見せる場面には「魁皇高校のフェイク動画が出てきた!」「リンクがじわじわ増えてくる」といった声が上がり、さらに同作に登場した放来製作所に清春らが捜査のため赴くと、出迎えたのはなんと「ガルムフェニックス」のスーツアクター・ファイター田中。田中役の前川泰之が“再登場”すると「エボルトぉおおお」「エボルトまでキター」「出た瞬間に大声出たわ!」など視聴者からは歓喜の声。
想像以上に“3A”の要素が絡んできたことに「柊先生も出てくるかも」「ここまでリンクさせたならむしろ関わって来て欲しい」など「3年A組」の主人公で菅田将暉が演じた“柊一颯”の登場を求める声も上がっている。
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