実写「サザエさん」キーマンの花火師役で佐戸井けん太出演
「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」ドラマオリジナルキャラクターとして新たに佐戸井けん太の出演が決定した。
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アニメで描かれる世界から20年後を舞台に描かれる本作。それぞれ悩みを抱えた磯野家の人々だが、もやもやとした曇り空模様の磯野家に明るい太陽のような笑顔を取り戻そうとサザエ(天海さん)は奮起。盆踊り大会に家族みんなで集合と呼びかけるが、天気予報によると急に発生した嵐が近づいてきており…というのがドラマのあらすじ。
「踊る大捜査線」シリーズや数々のミステリードラマに出演する佐戸井さんが演じるのは、花火師のヒラマサ。あさひが丘に「ヒラマサ花火工房」を構え、サザエたちとも顔見知りのヒラマサは、50年以上に渡りあさひが丘の夜空を花火で彩ってきた。しかし、今回のあさひが丘商店街祭りで花火師の引退を決意。サザエは引き留めるが、ヒラマサは「男に二言はねぇよ」と笑うもどこかさみしげな表情。さらに、嵐が迫っていた…。
祭りの前日、カツオとタラオはヒラマサに遭遇。そして花火師の仕事をキラキラした目で語るヒラマサに、自分たちが進むべき道に迷いを抱く2人はなにか感じるものあり――。本作でヒラマサが、磯野家の人々の心に火を付ける物語のキーマンとなるようだ。
天海さんとは「マグロ』以来12年ぶりの共演となる佐戸井さんは「相変わらずおきれいです!天海さんとの初共演は『凍える牙』というドラマでした。天海さんはあの音道貴子。私はゲイバーのママ。天海さん演じる音道刑事が聞き込みに来るシーンでした。その時の天海さんはまだ初々しさが残る新人で(勿論、映像ではの話です。宝塚では既に一時代を築いていらっしゃいました)、私は彼女の立ち居振る舞いの艶(あで)やかさに、将来の活躍を確信したもんです。その後のご活躍は誰もが知るところです。今回天海さんにそのときの話をしたら、彼女もそのときの事を覚えてくれていてけっこう盛り上がりました。もはや日本を代表する女優さんです」と天海さんとの共演をふり返る。
また「皆それぞれ年齢を重ねて、子供だったカツオ君やタラちゃんたちが、大人になっています。大人になるって大変なことですね。大人たちは、老境に差し掛かっています。老いるって大変なことですね。そんなほろ苦さもまた人生なんだ、って事を味わって頂けたらうれしいです」と視聴者へメッセージを寄せている。
フジテレビ開局60周年記念アニメ「サザエさん」放送50周年記念スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は11月24日(日)20時~フジテレビにて放送。
《シネマカフェ編集部》
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