オダギリさん演じる霧山修一朗が趣味で時効になった事件を捜査するシュールな脱力系コメディーミステリーである本作。
前作以来12年ぶりの連ドラ復活となった今シリーズでは三日月しずか役の麻生久美子、熊本役の岩松了、又来役のふせえり、サネイエ役に江口のりこ、十文字疾風役の豊原功補、諸沢役の光石研、ナレーターの由紀さおりらが前作から続投。そこに新人刑事の彩雲真空役の吉岡里帆に、鑑識の又来康知役の磯村勇斗ら新キャストも加わった。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
今回は真空がSNSで知り合った“親友”の夏歩(趣里さん)に職場の画像を送ると、夏歩は自分が1994年にラジオの生放送中に死亡した村瀬ベルギーワッフル(水川かたまり)の娘で、事件を捜査して欲しいと返信をもらう。
村瀬の死因はソバのアナフィラキシーショックだったが、生放送中の犯行は不可能であり、“衆人環視の中で起きた密室殺人事件”は犯人不明のまま時効を迎えていた。夏歩は犯人は村瀬の相方、栗原くりごはん(鈴木もぐら)だと話す…というのが今回のストーリー。
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「イノセンス 冤罪弁護士」や放送中の「モトカレマニア」などで注目の趣里さんが、普段は可愛らしいが栗原のことになると豹変する被害者の娘役でゲスト出演。普段と栗原を前にした際とのギャップなど、“怪演”ともいえるほど圧巻な演技に「時効警察の趣里さん、すごかった」「時効警察の世界観に合ってる女優さんだった」など、絶賛の声が相次ぐ。
さらに今回はダンディさんはじめ多数のお笑い芸人も登場。「お笑い好きにはたまらんわ 若手からベテランまで幅広く登場してましたね」「小ネタから監督さんがめちゃくちゃお笑い好きなのが伝わってきてよかった」などの声も多数寄せられている。