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【インタビュー】安達祐実の強いマインド “悪口やエゴサ”見えない相手を乗り越えて

安達祐実はインタビュー中、透き通った大きな瞳を細めては、楽しそうに声をたててよく笑った。2歳から始めた芸能生活は今年で36年目、「ほとんどのことを気にしなくなったんです」と語る。

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安達祐実『ゾンビランド:ダブルタップ』/photo:You Ishii
安達祐実『ゾンビランド:ダブルタップ』/photo:You Ishii 全 22 枚
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「すれ違うだけの人から悪口を言われたり、頭をはたかれたりすることもあった」


かつて、安達さんが主演したドラマ「家なき子」が一世を風靡した。本放送時の1994年には、SNSはもちろん、インターネットが流通していない時代。だからこそ、過去に起こった、こんなエピソードも聞かせてくれた。

「『家なき子』をやっていたときは、まったく知らない、本当にすれ違うだけの人から悪口を言われたり、頭をはたかれたりすることなんかもありました(苦笑)。…だから “大体の人がこう思っているのかな”とわからなかった時代のほうが、私にとっては怖かったです。自分の置かれた立場を確認していたいタイプなので、いま(SNSなど)は便利だし、すごくありがたいなと思って使っています。けど、それに翻弄されちゃうと怖いと思いますけど」。

安達祐実『ゾンビランド:ダブルタップ』/photo:You Ishii
自分のことを見つめ直す目、他人から見られる俯瞰の目、両方の目をバランスよく養っているからこそ、受け入れながら進んでいくことができるのだろう。自己分析の通り、「強い」人だし、「強くなった」人でもある。

「俳優業は待つ仕事というか、オファーをいただいて、やれるかどうかなので“どっちに転がっていくかな?”くらいの感じで、これからの明確な目標はありません。できるだけ続けられる限り、俳優をやっていられたらな、は思っています。ともうだいぶ長くやってきたので、本当に自分がそそられるものをやっていくのでいいんじゃないかな、といまは思っています」。

安達祐実『ゾンビランド:ダブルタップ』/photo:You Ishii
そして、プライベートでは、「東京出身ですし、自分のことをものすごく都会育ちだと思っていたんですけど、ここ1~2年は地に足のつけた“老後に向けて…”みたいな気持ちが実はすごく強くて(笑)。穏やかに年を取っていけたらいいなと思っているから、ものを大切にしたり、おうちのことをきちんとやって、お掃除して、ごはんを作れるときは作って、子どもとの時間を楽しんで、草花を愛でる、みたいな生活をしていきたいです(笑)」。

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《text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii》

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