アカデミー賞ノミネート発表!『パラサイト』韓国映画として初の作品賞、カズ・ヒロも4度目のノミネート

第92回アカデミー賞のノミネーションが日本時間1月13日夜に発表され、ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』が韓国映画としては初となる作品賞ほか、監督賞、オリジナル脚本賞、国際長編映画賞など6部門にノミネートを達成。

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『パラサイト 半地下の家族』(C) 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
『パラサイト 半地下の家族』(C) 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED 全 24 枚 拡大写真
第92回アカデミー賞のノミネーションが日本時間1月13日夜に発表され、ポン・ジュノ監督のカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作『パラサイト 半地下の家族』が韓国映画としては初となる作品賞ほか、監督賞、オリジナル脚本賞、国際長編映画賞など6部門にノミネートされる快挙を達成。

最多は『ジョーカー』の11部門で、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』とゴールデン・グローブ賞2冠を制したサム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』が10部門ノミネート、Netflix配信中の『アイリッシュマン』が9部門10ノミネートとなった。

なお、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は惜しくもグレタ・ガーウィグの監督賞ノミネートはならなかったものの、脚色賞やシアーシャ・ローナンの主演女優賞、フローレンス・ピューの助演女優賞など健闘。

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でオスカーを獲得したカズ・ヒロ(辻一弘)が、今回は『スキャンダル』でシャーリーズ・セロンなどの特殊メイクを手がけ、通算4度目のノミネートを果たした。

授賞式は例年よりひと月ほど早い2月9日(現地時間)に開催され、2019年に続いて司会者不在で開催される。

第92回アカデミー賞 ノミネート一覧


■作品賞
『フォードvsフェラーリ』
『アイリッシュマン』
『ジョジョ・ラビット』
『ジョーカー』
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
『マリッジ・ストーリー』
『1917 命をかけた伝令』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『パラサイト 半地下の家族』

■監督賞
マーティン・スコセッシ 『アイリッシュマン』
トッド・フィリップス 『ジョーカー』
サム・メンデス 『1917 命をかけた伝令』
クエンティン・タランティーノ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ポン・ジュノ 『パラサイト 半地下の家族』

■主演男優賞
アントニオ・バンデラス 『Pain and Glory』(原題)
レオナルド・ディカプリオ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
アダム・ドライバー 『マリッジ・ストーリー』
ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』
ジョナサン・プライス 『2人のローマ教皇』

■主演女優賞
シンシア・エリヴォ 『ハリエット』
スカーレット・ヨハンソン 『マリッジ・ストーリー』
シアーシャ・ローナン 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
シャーリーズ・セロン 『スキャンダル』
レネー・ゼルウィガー 『ジュディ 虹の彼方に』

■助演男優賞
トム・ハンクス 『A Beautiful Day in the Neighborhood』(原題)
アンソニー・ホプキンス 『2人のローマ教皇』
アル・パチーノ 『アイリッシュマン』
ジョー・ペシ 『アイリッシュマン』
ブラッド・ピット 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

■助演女優賞
キャシー・ベイツ 『リチャード・ジュエル』
ローラ・ダーン 『マリッジ・ストーリー』
スカーレット・ヨハンソン 『ジョジョ・ラビット』
フローレンス・ピュー 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
マーゴット・ロビー 『スキャンダル』

■オリジナル脚本賞
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』ライアン・ジョンソン
『マリッジ・ストーリー』ノア・バームバック
『1917 命をかけた伝令』サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』クエンティン・タランティーノ
『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン

■脚色賞
『アイリッシュマン』スティーヴン・ザイリアン
『ジョジョ・ラビット』タイカ・ワイティティ
『ジョーカー』トッド・フィリップス、スコット・シルヴァー
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』グレタ・ガーウィグ
『2人のローマ教皇』アンソニー・マクカーテン

■国際長編映画賞
『Corpus Christi』(ポーランド)
『Honeyland』(北マケドニア)
『レ・ミゼラブル』(フランス)
『Pain and Glory』(原題/スペイン)
『パラサイト 半地下の家族』(韓国)

■長編アニメーション映画賞
『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
『失くした体』
『クロース』
『Missing Link』(原題)
『トイストーリー4』

■撮影賞
『アイリッシュマン』ロドリゴ・プリエト
『ジョーカー』ローレンス・シャー
『The Lighthouse』(原題)ジェアリン・ブラシュケ
『1917 命をかけた伝令』ロジャー・ディーキンス
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ロバート・リチャードソン

■編集賞
『フォードvsフェラーリ』アンドリュー・バックランド、マイケル・マカスカー
『アイリッシュマン』テルマ・スクーンメイカー
『ジョジョ・ラビット』トム・イーグルス
『ジョーカー』ジェフ・グロス
『パラサイト 半地下の家族』ヤン・ジンモ

■美術賞
『アイリッシュマン』
『ジョジョ・ラビット』
『1917 命をかけた伝令』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『パラサイト 半地下の家族』

■衣装デザイン賞
『アイリッシュマン』
『ジョジョ・ラビット』
『ジョーカー』
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

■作曲賞
『ジョーカー』ヒドゥル・グドナドッティル
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』アレクサンドル・デスプラ
『マリッジ・ストーリー』ランディ・ニューマン
『1917 命をかけた伝令』トーマス・ニューマン
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ジョン・ウィリアムズ

■歌曲賞
「君のため」『トイ・ストーリー4』
「(I'm Gonna)Love Me Again」『ロケットマン』
「I’m Standing With You」『Breakthrough』(原題)
「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」『アナと雪の女王2』
「Stand Up」『ハリエット』

■メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『スキャンダル』
『ジョーカー』
『ジュディ 虹の彼方に』
『マレフィセント2』
『1917 命をかけた伝令』

■音響編集賞
『フォードvsフェラーリ』
『ジョーカー』
『1917 命をかけた伝令』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

■録音賞
『アド・アストラ』
『フォードvsフェラーリ』
『ジョーカー』
『1917 命をかけた伝令』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

■視覚効果賞
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
『アイリッシュマン』
『ライオン・キング』
『1917 命をかけた伝令』
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

■長編ドキュメンタリー賞
『アメリカン・ファクトリー』
『The Cave』(原題)
『ブラジル 消えゆく民主主義』
『娘は戦場で生まれた』
『Honeyland』(原題)

■短編ドキュメンタリー賞 ※以下、表記以外原題
『In the Absence』
『Learning to Skateboard in a War Zone If You’re a Girl』
『眠りに生きる子供たち』
『St. Louis Superman』
『Walk Run Cha-Cha』

■短編アニメーション映画賞
『Dcera』
『Hair Love』
『Kitbull』
『Memorable』
『Sister』

■短編実写賞
『兄弟愛』
『Nefta Football Club』
『向かいの窓』
『Saria』
『A Sister』

《text:Reiko Uehara》

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