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スカヨハ、愛に満ちた“母親”役でオスカーWノミネート『ジョジョ・ラビット』

第92回アカデミー賞で6部門ノミネートを果たした『ジョジョ・ラビット』。助演女優賞ノミネートを果たしたスカーレット・ヨハンソンの母親役へのアプローチと演技力の幅広さが際立つ本編映像が解禁となった。

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『ジョジョ・ラビット』(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC
『ジョジョ・ラビット』(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC 全 8 枚
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トロント国際映画祭にて観客賞を受賞し、第92回アカデミー賞では作品賞をはじめ6部門でノミネートを果たした『ジョジョ・ラビット』。この度、助演女優賞ノミネートを果たしたスカーレット・ヨハンソンの母親役へのアプローチと演技力の幅広さが際立つ本編映像が解禁となった。

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アカデミー賞13週目となる北米では複数ノミネートを受けて再拡大公開が決定。ニュージーランドでは公開から5週連続No.1を記録、元旦公開のイギリスでも週末興収300万ドルを超える大ヒットスタートとなっている本作。アカデミー賞ノミネートによりさらに勢いに乗り、世界各国で公開がスタートする。

『ジョジョ・ラビット』 (C)2019 Twentieth Century Fox
そんな中、解禁となったのは、強く聡明で艶やかな母親ロージー役のスカーレット・ヨハンソンが主人公の少年ジョジョに、いま世の中に絶対必要な最強の愛を説く本編映像。


心優しい少年ジョジョと、強く美しく母親が戦争の行く末について激論を繰り広げる夕飯の席に、ひと言も喋らないアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)の姿が…? それもそのはず、このアドルフはジョジョの空想上の友達で、当時のドイツの典型的な少年であるジョジョに肩入れして大げさでコミカルなリアクションを繰り出し続けるが、母ロージーには当然届かず。

敗戦濃厚で苦しい生活を強いられている戦時下にありながら、ファンタジックな空想の人物や辛口のユーモアなど、まさにワイティティ監督らしさが垣間見え、互いに愛情を感じながら生き生きと生活しているジョジョとロージーの微笑ましいやりとりにも魅了されるシーンとなっている。

「先進的な女性で、あの暗い時代を明るく照らす」母親に


第92回アカデミー賞で主演女優賞(『マリッジ・ストーリー』)&助演女優賞のWノミネートという快挙を果たし、話題をさらっているスカーレットだが、両作品とも演じているのは“母親役”。本作でのロージーの役作りについて、スカーレットは「脚本を読んだだけで出演を引き受けることは珍しいけれど、今回は本当に出たいと感じたわ。情熱を傾けて仕事をし、なおかつ献身的に子育てもしている親の人生とはどんなものだろうとワイティティ監督と話を重ねたの」と語る。

「レジスタンス活動をしているとても先進的な女性で、あの暗い時代を明るく照らす。ロージーには活力があり謎めいてもいるけれど、何よりも大事なのは根性があることよ」と明かすスカーレット。それぞれ趣の大きく異なる両作品だが、巧みな演じ分けで印象深い母親像を作り上げており、ハリウッドのトップ女優の実力を目の当たりにすることができる。

『ジョジョ・ラビット』(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC
さらに、このシーンでスカーレットを相手に一歩も引けを取ることなく息子・ジョジョ役として相対しているのが、本作が映画初出演にして、レオナルド・ディカプリオやタロン・エジャトンなど並みいるビッグ・スターたちと肩を並べてゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされたローマン・グリフィン・デイビスだ。

『ジョジョ・ラビット』(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC
新たな才能との共演となったスカーレットが「ロージーとジョジョの仲は愛に満ちている。その素敵な感じが二人を見た瞬間に伝わるようにしたかった。ロージーは夢想家でコメディエンヌでもあるけれど、とても実利的でもある。子供に魔法の世界を創ってあげることと、現実に直面することのバランスが大切だとわかっているの」と語る、固い絆で結ばれた親子関係は本シーンにも表れている。

『ジョジョ・ラビット』は1月17日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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