薬物療法を専門にがん治療に取り組む“腫瘍内科”に日本のドラマで初めて本格的なスポットを当てた新たな医療ドラマとなる本作。
松下さんが横浜みなと総合病院の腫瘍内科医・恩田心を演じ、心の夫・匠の手術を担当、医療ミスを犯したと思っている消化器外科医の梶山薫に木村さん。
薫の元上司で匠を執刀した消化器外科副科長の須藤進に田辺誠一。3か月前に事故で意識不明となり、進と薫に手術を手術を受けた後意識不明となった心の夫・匠に中村俊介。匠の父で心の義父の京太郎に北大路欣也。薫に近づく謎の男性、関河隆一に三浦さんといったキャスト。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
意識不明だった匠が亡くなり告別式が行われる。参列した光野守男(藤井隆)、阿久津晃(木下さん)たちは心に弔いの言葉をかけるが薫は声をかけられない。葬儀を終えた心は日常に戻ろうと勤務を再開。仕事をしている方が気が紛れると気丈に振る舞い、以前より仕事に打ち込んでいく心だが、患者とも目を合わせないようになるなど行動に変化が現れていく。
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一方、京太郎も息子を失ったことで心を蝕まれていき、精神的に不安定になっていく。その頃薫のもとに再び隆一が現れ、自らの素性を告げる…というのが今回のストーリー。
自分がしっかりしないと…と思うあまり、自らの心も疲弊させていく心に、木下さん演じる阿久津が改めて“グリーフケア(親しい人を亡くした悲しみから立ち直らせるケア)”について語る…阿久津が語った“癒しの言葉”に「私もグリーフケアに少し関わるものとして、改めて聞けて良かった」「あえて隣に座らずに少し距離取ったところに座る阿久津先生に思いやりと優しさを感じる」「敢えて授業のように話すことで、心先生が自分で気づけるように促す。めちゃくちゃ良い上司な木下ほうかさん…!」といった声が続々。「医療者と患者、その家族とそれぞれが抱える問題や感情が丁寧に描かれてる」と本作を絶賛するコメントも。
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そして今回、隆一がジャーナリストだったことが判明。薫に対し「匠の手術で医療ミスを犯したのでは?」と直撃するその姿に「何故この男が知っている?誰が漏らした?」「なんでこの人がそんなこと知ってるのかな」など視聴者にも驚きが広がっており、今後の隆一の行動にも注目が集まりそうだ。
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