本作で吉高さんが演じる真壁ケイトは、映画評論家だった母の死をきっかけに自分の父が無差別殺人犯“乃十阿徹(のとあとおる)”であることを知り、彼氏で同僚の野中春樹からプロポーズを撤回されてしまう。そして乃十阿のことを知ろうとする過程で、元カレで今は妻子がいるカメラマンの尾高由一郎と再び接近していく…という本作。
尾高由一郎役に柄本佑。野中春樹役に重岡大毅。ケイトの母・真壁杏南に秋吉久美子。ケイトの父・乃十阿徹に小林薫。ケイトが勤務する「週刊イースト」編集長・岩谷進に佐々木蔵之介。春樹と付き合うことになった同僚の小泉愛花に関水渚といったキャストが出演する。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
“一線”を超え不倫関係となったケイトと尾高。翌日、ケイトは高熱を出した黒川(山内圭哉)に代わりデスク代理となるが、マネージャーの恫喝を記事にされた演歌歌手(小沢真珠)が殴り込んできたり、校了前日にも関わらず右トップを飾る予定だった政治記事の告発者が突然掲載の撤回を要求しスクープ記事が飛ぶピンチに。
さらに前回、人気棋士・桜庭洋介の不倫ネタをタレこんだ妻の和美(三倉茉奈)が、記事が出たことで逆に夫が家に戻らなくなったことを恨み編集部に潜入。ケイトを刃物で襲撃。それをかばった尾高も刺され搬送されてしまう…というのが今回のストーリー。
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冒頭、一夜を共にしたケイトが尾高の背中に抱きつき「罰が当たっても時々私と一緒にいて」とささやく…「尾高さんの背中ぁぁぁぁ」「ベストな身長差!!たまらん!」「すっぽり収まっちゃってる体格差良くないですか」などの声が上がる。
ケイトと尾高が禁断の愛に突き進む一方、騒ぎになった編集部のなかで居場所を無くしたと感じた野中は、編集部襲撃事件を取材に来た他誌の記者にケイトが乃十阿の娘であることを教えてしまう…というラストだった。
放送後には「ほんまにまじで最悪なんですけど」「「疎外感からなのか、嫉妬からなのか、わからないけど野中、最低」「元カノが元カレと仲良さそうにしてるの見た男の嫉妬の末路」など怒りが収まらない視聴者からの投稿がSNSに殺到している。