コービーが長期に渡って活躍したレイカーズの本拠地・ステイプルズ・センターで、レイカーズのチームカラーである黄色のスーツを着用したビヨンセのパフォーマンスからスタート。ビヨンセは、「XO」を歌い始めるとすぐに「私がここに来たのは、コービーのことが大好きで、この曲が彼のお気に入りだったから」と観客に伝えた。アリシア・キーズは、コービー&ヴァネッサ夫妻が好きなベートーヴェンの「月光ソナタ」をピアノで演奏し、クリスティーナ・アギレラは「アヴェ・マリア」を熱唱した。
司会を務めたジミー・キンメルやシャキール・オニール、マイケル・ジョーダン、ヴァネッサは、スピーチでコービーらを偲んだ。

ヴァネッサは「私たちは本当に素敵なラブストーリーの中にいました。お互いが全身全霊で愛し合っていました。完全に不完全な2人の人間が美しい家族を築き、かわいく、素晴らしい子どもたちを育てていたのです」と涙ながらにコービーとの愛について語った。「ベイブ(コービー)、私たちのジジ(ジアーナ)をよろしく。私たちはいまも最高のチーム。また会う日まで安らかに眠り、天国で楽しく過ごして」と2人に呼び掛け、出席者の涙も誘った。