中条あやみ×本郷奏多、タイムトラベル・ラブストーリー「56年目の失恋」に出演
中条あやみと本郷奏多を迎え、特集ドラマ「56年目の失恋」を制作することが決定。撮影は3月上旬に行われ、放送時期は7月以降となる予定だ。
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本作は、2020年の東京と1964年の東京、2つの時代を生きる男女が、56年という時空を超えて出会うラブストーリー。
主演作『水上のフライト』が今年公開を控える中条さんが演じるのは、2020年を生きるフランス料理のコンテストで優勝した経験を持つ中川沙織。放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」への出演が先日明らかになったばかりの本郷さんは、1964年を生きる西洋料理のコック・菊池隆一を演じる。
一流レストランに入ったものの、自身の料理が評価されず皿洗いばかりの日々に自信と情熱を失いつつある沙織が、突如1964年にタイムスリップし、隆一と出会い、その下で修業することに。
いつしか沙織は料理人としての尊敬を越えて、菊池に恋心を抱くものの、ある事件がきっかけで沙織は再び元の時代に戻ってしまう。そして、再びの東京オリンピックが開幕した56年後の世界で、沙織の恋は突然、終わりを迎える…。
本作では、時を超えた男女の出会いを通じて、56年の間に日本人が得たもの、失ったものを浮かび上がらせるとともに、56年間という時に耐える普遍的な価値観、愛を問いかけていく。
「料理人という初めて挑戦する役柄に不安な気持ちもあります」と撮影前の心境を明かした中条さんだが、「食を通してつながる人の気持ちや想いを学びながら、撮影に挑もうと思っています。沙織に起きる不思議な出会いをリアルに、楽しく演じたいと思います」と意気込みを語る。
一方、本郷さんは「非常に面白い脚本で、とても引き込まれる内容でした。僕自身も料理が好きなので楽しんで演じられたらと思います」と言い、「オリンピックイヤーを盛り上げる作品になると思いますので是非楽しみにしていてください」と放送を待つ視聴者へ呼びかけている。
特集ドラマ「56年目の失恋」は7月以降、BSプレミアムにて放送予定(単発ドラマ・89分)。
《シネマカフェ編集部》
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