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解禁となった本予告では、ブラック・ウィドウの過去や本作で描かれる物語の一端が窺える意味深な台詞が語られる。「アベンジャーズになる前は、間違ってばかり。敵も多かった」と、彼女は語る。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初登場以来、S.H.I.E.L.D.のエージェントやアベンジ ャーズの一員として戦っていた彼女が、以前はロシアのスパイであり暗殺者であったことはアベンジャーズのメンバーや多くの観客にも周知の情報だ。
その上で本映像で語られる「いつか決断の時が来る。自分が何をすべきか。どう在りたいか。決めたの もう逃げない」という台詞からは、アベンジャーズに加わってなお、暗い過去からは逃げ切れず葛藤していた彼女がついに何かの決意を固めたことが分かる。そして彼女は、“妹”エレーナ(フローレンス・ピュー)との会話から、かつて彼女たち自身も厳しい訓練を受けた“レッドルーム”がいまだ多くの女性を鍛錬し、洗脳状態に置いていることを知る。
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妹をそこに残したままヒーローになった自分を後悔するブラック・ウィドウだが、“母”メリーナ(レイチェル・ワイズ)、そして“父”アレクセイ(デヴィッド・ハーバー)ら“家族”との再会によって、ついにその過去と正面から対峙することに。そんな“家族”を執拗に追うのは、“レッドルーム”が生み出した女性暗殺者集団“ウィドウズ”と、その支配者で、どんな能力でも一瞬にしてコピーしてしまう、“最強の敵”タスクマスターだ。
黒いマスクとスーツを身にまとった正体不明、性別すら謎のこの刺客は、キャプテン・アメリカの盾を操る能力や、ホークアイの百発百中の弓の技、ブラックパンサーの爪を使った戦闘スキルを完全コピーし、ブラック・ウィドウに容赦なく襲いかかる。まさにブラック・ウィドウ VS アベンジャーズとの戦いともいえるこの戦い、自身の能力までもコピーされたブラック・ウィドウはどう立ち向かうのか?
超人的なパワーや超強力な武器を持たないブラック・ウィドウは、頭脳を使った地上戦を得意としてきたが、本作ではタスクマスターを相手にド派手な空中戦も繰り広げている。自らの過去と直結する“レッドルーム”の“ウィドウズ”たちとの肉弾戦に加えて、 アベンジャーズに引けを取らない迫力満載のアクションに、期待が高まる予告編となっている。
また、併せて解禁となった本ポスターには、トレードマークの黒いスーツに身を包み、両手に武器を携えたブラック・ウィドウの姿が描かれている。背景には、ブラック・ウィドウの“家族”が集結。アベンジャーズ以前の、もう一つの“家族”である妹エレーナ、母メリーナ、父アレクセイ=レッド・ガーディアン。さらにはブラック・ウィドウと同じコスチュームに身を包んだウィドウズたちや、多くの謎を残すタスクマスターの顔も…。
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彼女の過去を知る“家族”と共に成し遂げようとすることは何なのか? ブラック・ウィドウが背負い続けてきた過去は見逃せない。
『ブラック・ウィドウ』は5月1日(金)より全国にて公開。