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佐々木蔵之介&市原隼人で「陰陽師」SPドラマ化「バディーもののような感じが出せたら」

総発行部数が全世界で800万部を超える夢枕獏原作の大ヒット小説「陰陽師」より、長編「瀧夜叉姫」を佐々木蔵之介主演で初めて映像化、3月29日(日)に放送されることが決定。キャストも一挙発表された。

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総発行部数が全世界で800万部を超える夢枕獏原作の大ヒット小説「陰陽師」より、長編「瀧夜叉姫」を佐々木蔵之介主演で初めて映像化、3月29日(日)に放送されることが決定。キャストも一挙発表された。

主演の佐々木さんが演じるのは、陰陽師・安倍晴明。その相棒・源博雅は市原隼人に決定。役柄は異なるものの、市原さんは『陰陽師II』(’03)に出演しており、今回再び「陰陽師」の世界に帰ってくることに。

2人の前にシリーズ最強の敵・平将門が立ちはだかる本作。死後20年を経て復活した将門の激しい怨念によって、都は滅亡の危機に陥り、将門の死の真相、なぜ将門は復活したのかなど、平安の世に渦巻く怨念と陰謀に挑んでいく。

今回久々に会ったという佐々木さんと市原さんは「変わらずまっすぐで純粋ですね。明るくて朗らかで、晴明が一緒にいたいと感じるレアな存在の博雅役にピッタリだと思います」(佐々木さん)、「立ちふるまいも格好よくて…晴明なんですよね、そこにいるだけで。改めて“役者って素敵だな”と思わせていただける蔵之介さんの背中を、そばで見ることができてうれしかったです」(市原さん)と、まずお互いの印象を語る。

「晴明と博雅はまさに“陰と陽”、そういう“バディーもの”のような感じが出せたらいいなと思っています」と意気込む佐々木さんは、「晴明は陰陽師なので、呪(しゅ)をかけるセリフが難しかったです。でもセリフと格闘するのは心地いいですよ。言葉や所作、衣装と、ある程度縛られた状況の中で格闘して、そこから生まれたものを見て皆さんが涙したり、笑ってくださる。そして、その中にある真実を見てもらう、それが一番ドラマチックだと思うんです。平安時代の誰も見たことのない優雅な衣装や雰囲気、その一方で情念から生まれる鬼のように怪奇なものも出てくる…幅広い層の皆さんに楽しんでいただけるドラマだと思います」とコメント。

市原さんは「時代劇ってロマンなんです! この時代を実際に見たことのある人って誰もいないですよね? だからこそ今、作る意味があると思うんです。これまでに『陰陽師』を見たことがある方にも絶対に見ていただきたいと思いますし、現代に『陰陽師』の世界観がどう映るのか…。この作品は、見たことがない世界を見せてくれる、感じたことのない世界を感じさせてくれるエンターテインメントの根源だと思いますので、どの世代の方にも楽しんで見ていただけると思います」と本作をアピールした。

また、平貞盛の屋敷を訪れた2人が出会うことになる医者・祥仙の助手・如月を剛力彩芽が演じ、久々の本格ドラマ出演。

物語のカギを握るミステリアスな女性という役どころに「私が演じる如月は、とても一言では言い表せない女性です。とても落ち着いていて、けれどどこか危なげで…」と説明し、「所作や話し方など細かいところにまで気を遣えるような…そんな女性を演じられるよう意識しました。今の時代にはない衣装だったので、初めは歩くのも大変ということもありましたが…着物での所作は、背筋がピシッとするので自然と役に入れたような気もします」と語る。そして「みなさまにもタイムスリップして楽しんでもらえるような作品になっていたらうれしいです」とコメントしている。

さらに、晴明と互角の力をもつ陰陽師でライバルの蘆屋道満を竹中直人、平貞盛を酒向芳が演じるほか、国広富之、寺田農、菅田俊、升毅、笛木優子、橋本じゅん、本田望結らが参加。

脚本は、大河ドラマ「八重の桜」の山本むつみ。監督は『花戦さ』の篠原哲雄が務める。

あらすじ


時は天徳4年。陰陽師の安倍晴明(佐々木蔵之介)と友人の源博雅(市原隼人)は、“盗らずの盗賊”の話を肴に、酒を酌み交わしていた。博雅によると、夜中に小野好古(川野太郎)の屋敷に、白い被衣をまとった女と黒覆面の男たちが押し入り、「雲居寺の浄蔵(寺田農)からの預かりもの」を捜し回ったあげく、何も盗まずに去っていったという。そこに晴明の兄弟子にあたる賀茂保憲(橋本じゅん)がやってくる。保憲は、20年前の平将門の乱の際に、手柄をあげた平貞盛(酒向芳)の顔にあるひどい瘡は誰かに呪われたもののような気がするので、様子を見てきてほしいと頼みにきたのだ。

貞盛の屋敷を訪れ、医者の祥仙(升毅)と助手の如月(剛力彩芽)から説明を受けた晴明と博雅は、目の当たりにした貞盛の瘡に衝撃を受ける。晴明が額に手を当てると、その瘡の隙間から目玉が現れ…。晴明は博雅に、貞盛は何者かに乗っ取られ始めていると語る。

一方、再び出現した盗賊を撃退したという俵藤太(国広富之)の武勇伝を耳にした晴明は、一連の奇妙なできごとが“ある人物”につながっていることに気づく。小野好古、平貞盛、俵藤太…平将門に敵対していた者ばかり。とはいえ、将門は20年前の平将門の乱で没している。雲居寺の浄蔵から、過去に将門の首を2か月もの間焼き続けた灰を何者かに盗まれたという話を聞いた晴明は、白い被衣の女が探しているのがその灰で、将門を復活させるために必要なものだと確信する。

ドラマスペシャル「陰陽師」は3月29日(日)21時~テレビ朝日にて放送。

《シネマカフェ編集部》

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