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いまや名実ともに世界のトップスター女優となったキーラ・ナイトレイ。今年で35歳になり、プライベートでは2児のママでもある。子役からキャリアをスタートし、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』ではナタリー・ポートマン演じるパドメの影武者役に。『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』や『ラブ・アクチュアリー』(ともに’03)で世界的な人気と知名度を獲得した際には、驚くべきことにまだ17歳だった。
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本作で描かれる“キャサリン・ガン事件”は、ちょうどそのころに起きた出来事。イギリス出身だが、当時はハリウッド映画の撮影でアメリカにいることが多かったという彼女は、事件について「キャサリン・ガンのことは憶えていなかったんです。私は政治的な意識は強いほうなんが、当時はアメリカにいて、そしてアメリカではまったく報道されなかったから」とふり返る。
さらに「だから、記憶にも残っていない現代史の重要な出来事に大きな興味を持ったのです。語るべき、そして表に出すべき重要な物語だと思いました」と出演を決めた経緯を語っている。
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彼女が演じるキャサリンは、国家機密をリークした女性諜報員。キーラが本作のような硬派なポリティカル・サスペンスに出演するのは珍しく、ラブストーリーや歴史劇、ドラマ映画の印象が強いこれまでのイメージを覆すものとなっている。
化粧っ気も美しいコスチュームもないが、キャサリン本人と同様に、知的で強い信念を持つ彼女の凛々しい美しさと迫真の演技が、海外の映画評論サイトで絶賛されている。従来のイメージを捨て、新しい挑戦を続けるキーラの魅力をチェックしてみてほしい。
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『オフィシャル・シークレット』は5月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。