※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【インタビュー】「M 愛すべき人がいて」プロデューサーが狙った懐かしさ×一周回った新しさ

テレビ朝日とABEMAの初の共同制作で作られた土曜ナイトドラマ「M 愛すべき人がいて」の盛り上がりが熱い。平成の歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでを綴った同名本を、ドラマならではのオリジナル要素を加えて製作された。

最新ニュース インタビュー
注目記事
「M 愛すべき人がいて」(C)テレビ朝日/ABEMA
「M 愛すべき人がいて」(C)テレビ朝日/ABEMA 全 24 枚
拡大写真

テレビ朝日×ABEMAという取り組みによる効果の最大化



――今回、地上波のテレビ朝日と、ネット配信のABEMAを掛け合わせた取り組みになりました。互いに期待していた効果は、どのようなところにありましたか?

川島:今、テレビ朝日(以下、テレ朝)さんで「アベマの時間」というABEMAの番組を放送させていただく取り組みをしているのですが、オンエアがあると地上波からABEMAにきてくださる方が増えるなど反響がすごく大きく、地上波のテレ朝さんの影響力の大きさを、凄く感じていました。

「M 愛すべき人がいて」第2話(C)テレビ朝日/ABEMA
服部:一番大きい点は、持っているターゲット層が圧倒的に違う気がしています。テレ朝のドラマは、上の世代の方が中心になるので、ABEMAさんが抱えていらっしゃる若い層に見てもらえると、お互い補完できて、そこが強みになるんじゃないかなと。あとは、普段できない宣伝的なシナジーで、いろいろな展開ができるところも、すごく楽しみなところでした。

――具体的に、どのような宣伝を仕掛けていかれたんですか?

服部:普段、テレ朝だけだと、SNSや広告の展開がどうしても1パターンになりがちなんです。けど、今回はアユとマサのインスタをやっていたり、avexでの特設サイトがあったり、ABEMAさんの公式もあったりして、いろいろな方向からアプローチができています。

川島:ドラマ内に「オオカミ」シリーズなど恋愛リアリティーショーに出演していた人気メンバーが登場したり、地上波放送を見ながら「ABEMA」でのコメントが盛り上がったり、Twitter企画がトレンド入りするなど、ABEMAでこれまで蓄積された効果的なSNSやPRのナレッジを多角的に活用できていることもあり、相乗効果が生まれているのではないかなと思います。

テレ朝さんのほうは、地上波番宣や、演者さんに人気バラエティ番組に出演していただくなど地上波でしかできないことも沢山仕掛けてくださって、私たちとしてもすごくありがたく感じています。

「M 愛すべき人がいて」第2話(C)テレビ朝日/ABEMA
  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 続きを読む

《text:赤山恭子》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]