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Amazon Prime Videoにて配信される本作は、中野量太監督、園子温監督、非同期テック部(ムロツヨシ+真鍋大度+上田誠)、三木聡監督、そして真利子哲也監督の5組の監督が、「緊急事態」をテーマに5本の映画を撮り下ろし。このひとつのテーマをもとに、それぞれが全く異なるアプローチで、全く違う5つの映画を作り上げる。
そんな各物語のあらすじが今回公開された。
#1『デリバリー2020』(中野量太監督)
自粛生活が続く中、離れ離れに暮らす家族が「誕生日は皆で祝う」というルールに従いオンラインで集まった。画面越しに食卓を囲む母、娘、そして息子。父は予定通り19時に帰宅するという。だがこの恒例行事には、オンラインという以外にも例年と違う点があった…。
#2『孤独な19時』(園子温監督)
COVID-19収束後に現れたさらに狂暴なウイルスにより、自粛生活の続く日本。人々は50メートルのソーシャルディスタンスを保って生活していた。生まれてから一度も外に出たことのない音巳は、外から聞こえる奇妙な音が気になるあまり、初めて家の外へ踏み出すが…。
#3『DEEPMURO』(非同期テック部)
俳優ムロツヨシは、念願だった柴咲コウとの恋愛ドラマの撮影に挑んでいた。だが、ムロの様子はどうも変だ。戸惑う柴咲は、心配そうにムロに話しかける。「ムロさん、いつもと違うけど大丈夫?」そのとき、撮影現場の扉が開いて入ってきたのは…!?
#4『ボトルメール』(三木聡監督)
第二波が来る少し前。不倫で仕事を干された女優、鈴音の下に謎のメールが届く。その指示に従って出かけた新作映画の主演オーディションで見事合格した彼女は、監督からリモートで演技指導を受けることになるが…。
#5『MAYDAY』(真利子哲也監督)
2020年5月。あらゆる国や地域で緊急事態が宣言され、世界中で自粛生活が続いていた。だが、風景や状況は全く違っても、地球上は同じ時間軸で繋がっている。北米、アジア、アフリカ、ヨーロッパ…。日本時間の19時ちょうど。世界はそれぞれの表情で過ごしていた。
各話の映像が映し出された予告編も同時に到着。また、本作共通のオープニングテーマとして、テクノミュージシャン・音楽プロデューサーの石野卓球による書下ろし楽曲「Emergency Frequency(エマージェンシー・フリークエンシー)」が起用されることが決定し、オープニングのアニメーションは、ともに世界4大アニメーション映画祭の全てでノミネーションを果たした気鋭のクリエイター、冠木佐和子と水江未来が担当。映像では、これらの楽曲とアニメーションも収録されている。
なお、配信を記念して8月22日(土)16時より、各作品の監督&キャストによるオンライン・リレー式の「完成記念オンライン会見イベント」が、公式Twitter(@KINKYU_JITAI)にてライブ配信予定。本イベントは後日、YouTubeにてアーカイブ配信を予定している。
『緊急事態宣言』は8月28日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信。