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これまで様々なクリエイターとコラボレーションを果たしてきた本作。本作の公式ビジュアルを担当したヒグチユウコは「もう一度観たくなる素晴らしい作品」と絶賛。また、本作に詩を寄稿した最果さんからは「こんなにも好きな映画に出会えてよかった」と熱く語り、その最果さんの詩を朗読した菅田さんは「人間には愛があると教えられた」と語っている。
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そして今回、以前からドラン作品にコメントを寄せてきた女優の杉咲さんからは、まるで情景が浮かぶような美しいポエムが到着。また、インタビューや個人のSNSで度々ドランについて話している千葉さんからは、本作に見る“友情”について個人の想いも交えたポエムが届いた。
この2人の想い溢れる言葉が、本作のポスターを手掛けた大島依提亜氏によってビジュアル化されたポスターも制作された。
杉咲花(女優) ポスター掲載ポエム
苦しいことの方が多い人生だけれど、たった一瞬の喜びや幸せに私たちは生かされて、
そしてそれを求めてまた生きていくのだと思う、とある人が言っていたことを思い出した。
孤独の青、炎の赤、涙の青、情熱の赤、すれ違う2色の鼓動が初めて交わった時
それはそれは美しく、儚い朝焼けのようだった。
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千葉雄大(俳優) ポスター掲載ポエム
ぼくの友達について考えてみた。彼、彼女らはかけがえのないものだ。
集まれば、みんないろいろ抱えていたとしても、なんだかくだらないこと一つで笑い合えて。
誰かが欠けても誰かが加わっても、友情は形を変えて人生を彩ってくれる。
けれども、人との関わりは、煩わしくもある。
ある分野においては衝突もするし、言葉を飲み込むこともある。
時には尖った言葉で手を離してしまうこともあるかもしれない。
そうやって歪な形を取りながらも、やっぱり手を繋いで気付いたら一緒にいる。
でも、その手を繋げなくなるかもしれないとしたら。それはとても怖いことかもしれない。
それでも、窓越しに浮かべる彼の素敵な笑顔を彼に教えてあげたい。この先どうなろうが、その瞬間だけは苦しくなるほど美しかった。
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そのほかにも幅広い著名人から、コメントが到着している。
江國香織(作家)
名づけ得ない感情が、名づけられないまま息づいた、繊細で情感豊かな映画。
言葉の奔流も愉しい。泳いだり走ったり殴ったり殴られたり、若い人たちは大変(なのにうらやましくなった)。
魚喃キリコ(漫画家)
こんなに熱のあるキスシーンを見たことがない。
山戸結希(映画監督)
カットバックは義務、ツーショットは権利。
登場人物たちは皆、距離を表現し続ける。
ツーショットが許されるのは、
この世界にただ二人だけ。
『マティアス&マキシム』は9月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。