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千葉雄大&杉咲花、情景が浮かんでくるポエムポスター完成『マティアス&マキシム』

グザヴィエ・ドランの監督&出演最新作『マティアス&マキシム』から、杉咲花と千葉雄大が作品への想いを寄せた詩と、その言葉がデザインされたポスタービジュアルが到着。

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『マティアス&マキシム』×杉咲花(C)2019 9375-5809 QUEBEC INC a subsidiary of SONS OF MANUAL
『マティアス&マキシム』×杉咲花(C)2019 9375-5809 QUEBEC INC a subsidiary of SONS OF MANUAL 全 10 枚
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グザヴィエ・ドラン自身が主人公のひとりを演じ、2人の青年の友情と揺れる恋心を描く監督最新作『マティアス&マキシム』。先日発表された菅田将暉が朗読する最果タヒの詩に続いて、杉咲花と千葉雄大が作品への想いを寄せた詩と、その言葉がデザインされたポスタービジュアルが到着した。

>>『マティアス&マキシム』あらすじ&キャストはこちらから

これまで様々なクリエイターとコラボレーションを果たしてきた本作。本作の公式ビジュアルを担当したヒグチユウコは「もう一度観たくなる素晴らしい作品」と絶賛。また、本作に詩を寄稿した最果さんからは「こんなにも好きな映画に出会えてよかった」と熱く語り、その最果さんの詩を朗読した菅田さんは「人間には愛があると教えられた」と語っている。

『マティアス&マキシム』×ヒグチユウコ(C)2019 9375-5809 QUEBEC INC a subsidiary of SONS OF MANUAL
そして今回、以前からドラン作品にコメントを寄せてきた女優の杉咲さんからは、まるで情景が浮かぶような美しいポエムが到着。また、インタビューや個人のSNSで度々ドランについて話している千葉さんからは、本作に見る“友情”について個人の想いも交えたポエムが届いた。

この2人の想い溢れる言葉が、本作のポスターを手掛けた大島依提亜氏によってビジュアル化されたポスターも制作された。

杉咲花(女優) ポスター掲載ポエム


苦しいことの方が多い人生だけれど、たった一瞬の喜びや幸せに私たちは生かされて、
そしてそれを求めてまた生きていくのだと思う、とある人が言っていたことを思い出した。
孤独の青、炎の赤、涙の青、情熱の赤、すれ違う2色の鼓動が初めて交わった時
それはそれは美しく、儚い朝焼けのようだった。

『マティアス&マキシム』×杉咲花(C)2019 9375-5809 QUEBEC INC a subsidiary of SONS OF MANUAL

千葉雄大(俳優) ポスター掲載ポエム


ぼくの友達について考えてみた。彼、彼女らはかけがえのないものだ。
集まれば、みんないろいろ抱えていたとしても、なんだかくだらないこと一つで笑い合えて。
誰かが欠けても誰かが加わっても、友情は形を変えて人生を彩ってくれる。
けれども、人との関わりは、煩わしくもある。
ある分野においては衝突もするし、言葉を飲み込むこともある。
時には尖った言葉で手を離してしまうこともあるかもしれない。
そうやって歪な形を取りながらも、やっぱり手を繋いで気付いたら一緒にいる。
でも、その手を繋げなくなるかもしれないとしたら。それはとても怖いことかもしれない。
それでも、窓越しに浮かべる彼の素敵な笑顔を彼に教えてあげたい。この先どうなろうが、その瞬間だけは苦しくなるほど美しかった。

『マティアス&マキシム』×千葉雄大(C)2019 9375-5809 QUEBEC INC a subsidiary of SONS OF MANUAL
そのほかにも幅広い著名人から、コメントが到着している。

江國香織(作家)


名づけ得ない感情が、名づけられないまま息づいた、繊細で情感豊かな映画。
言葉の奔流も愉しい。泳いだり走ったり殴ったり殴られたり、若い人たちは大変(なのにうらやましくなった)。

魚喃キリコ(漫画家)


こんなに熱のあるキスシーンを見たことがない。

山戸結希(映画監督)


カットバックは義務、ツーショットは権利。
登場人物たちは皆、距離を表現し続ける。
ツーショットが許されるのは、
この世界にただ二人だけ。

『マティアス&マキシム』は9月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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