
──まずは、韓国ドラマにハマったきっかけを教えてください。
中学生のとき、「ドリームハイ」の再放送を見たのが始まりです。歌手を目指す高校生たちの物語なんですが、登場人物たちの披露する歌がすごくてK-POPにもハマっていきました。でも、今ほど韓国ドラマが好きになったのは、やっぱりステイホーム期間の影響が大きいです。大好きなラブロマンスものをはじめ、いろいろ見ましたから。最近のお気に入りは「青春の記録」と「ある春の夜に」。チョン・ヘインさんがヤバイです(笑)。

──そんな中、「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」をご覧いただきました。
すごく面白かったです。キャリアウーマンのリアルが詰まっていて、どの国の人も共感できるんじゃないかなって。主人公のペ・タミさんをはじめ、物語の中心にいる女性3人には長いキャリアがあり、しんどい日々を乗り越えてこその輝きをいま放っている。そこが素敵でしたし、私は社会情勢を果敢に盛り込む韓国ドラマの姿勢を尊敬しているんですが、ネット社会の現実を映し出しているところもすごいなと思いました。かと思えば、とろけるようなシーンもあって(笑)。そのバランスが最高でした。

──共感した台詞はありますか?
「仕事は頑張った分だけ結果が出る。でも、恋愛は頑張るほど傷つく」というペ・タミさんの言葉が刺さりました。私は誰かを好きになると、相手の5倍くらい好きになってしまうタイプなので。空回りしてしまうこともあり…(笑)。

──では、ペ・タミと10歳年下であるパク・モゴンのロマンスをどう思われましたか?
ペ・タミさんが気持ちを素直に言えないとき、パク・モゴンは「言ってよ!」と詰め寄るんじゃなく、「気持ちがまとまったら教えて」という接し方をしますよね。基本的に、相手に無理させない。10歳も年下なのに、それを感じさせない描き方が新しいなと感じました。ペ・タミさんにとっては仕事が9.9、恋愛が0.1くらいかもしれないけど、それが徐々に揺れていくのもよかったです。2人の台詞のやり取りが凝っていて、「きゃ~!」と思わされる瞬間が何度もありました(笑)。

──その一方、先程おっしゃったようにリアルなお仕事ドラマでもありますね。
恋愛にしても、仕事のやり方にしても、働く女性の背中を押してくれる作品だと思います。面白かったのが、ストレスの発散方法が独特なところ。スカーレットさんがどこかの部屋を借りてぶっ壊すシーンがあるじゃないですか。ああいうサービスって日本にもあるんですかね? あればいいのに(笑)。すごく豪快だと思いました。あと、お金を積まれて相手の言いなりになったペ・タミさんが、直後に相手の車を壊すシーンも好き。お金を受け取ったかと思いきや…、車をボコボコにして金を返し、「修理代にしてください」って。あそこのタミさん、本当にかっこいいです。去り際も、(ペ・タミの物真似をしながら)「カプシダ~(行くわよ)!」って(笑)。

──一緒になって車をボコボコにした同僚のスカーレットに言うんですよね(笑)

そうそう。スカーレットさんも大好きです。熱血なのに、好きな人のことになるとコロッとかわいらしくなるのがいいですよね。黒髪センター分けで、赤いリップで、強い印象なのに、ギャップが最高。ストレスの発散方法の話で言えば、スカーレットさんは柔術なんですよ。ファッションを楽しんでいるところもいいし、私も今日はスカーレットさんを意識した装い(※写真参照)で来ました! あっは。黙ります~(笑)。

──(笑)。最後に、もし周りの人に本作をおすすめするとしたら?
ポータルサイトの裏側で、誰がどんな努力をしているか? 身近にあるのにあまり意識していないものを深堀りした作品としておすすめしたいですし、劇中で描かれる恋愛について討論するのもいいかも(笑)。あとは、とにかくスカッとできるドラマだと伝えたいですね。「ストレス溜まってな~い? だったら「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」を見なよ!」と言いたいです。



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