原作者の朝井さんは、「桐島、部活やめるってよ」で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、「何者」が第148回直木三十五賞を戦後最年少で受賞、直木賞史上初の平成生まれの受賞者ということでも話題に。両作は映像化も話題となったが、朝井作品がWOWOWでドラマ化されるのは、本作が初となる。
本作は、全5話、1話完結のオムニバスドラマ。連続テレビ小説「スカーレット」の三津役も話題となった黒島さんがフリーライターの田上浩子を演じ、社会人の男女4人が暮らすシェアハウスの潜入取材を試みる「シェアハウさない」。“コミュニケーション能力促進法”という法律のもと、葵さん演じる大学生・谷沢知子が能力調査会に挑む「リア充裁判」。
「Sexy Zone」の佐藤さん演じる幼稚園教諭・金山孝次郎が、子どもが生き生きとする幼稚園作りを目指して奮闘する「立て!金次郎」。田中さん演じるネットユーザー向けのニュースライター・本田香織が、これまでの自分を肯定しようと必死にあがく「13.5文字しか集中して読めな」。「KAT-TUN」の上田さん演じる役者・淳が、6人の男女とある大物演出家の主演オーディションに挑む「脇役バトルロワイアル」。異様な世界観、複数の伏線、先の読めない展開。想像を超えた結末と、それに続く恐怖…。奇妙で怖くておもしろい、どんでん返しだらけの世界に迷い込んだ5人の物語となっている。
さらに今回、主演5人の表情が印象的なカットと、岐路の先に5つのドアが描かれた、ミステリアスで奇妙な雰囲気のポスタービジュアルも公開された。