柴咲さんが10歳の時に自転車事故に遭い25年もの間眠り続けるが、母・多恵の必死の看病により奇跡的に覚めた“35歳の少女”時岡望美を演じる本作。
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柴咲さんの他、坂口健太郎が望美の初恋相手で小学校の教員に復帰した広瀬結人を、鈴木さんが優しい母親から冷たい性格へと変貌した望美の母・多恵を、橋本愛が恋人を後輩に奪われ会社も辞めた望美の妹・愛美を、田中哲司が多恵と離婚し再婚した望美の父・今村進次を、富田靖子が進次の再婚相手の加奈を、竜星涼が加奈の連れ子で引きこもりになってしまった達也をそれぞれ演じて共演。
身体は35歳だが心は10歳の状態だった望美が、様々な経験を経ながら精神的に成長していく過程と、25年の間に変化した家族や初恋相手の姿を描く物語が進行。前回は動画配信ビジネスを立ち上げ、言動もこれまでと変貌を遂げた望美が多恵にビルの窓から転落させられそうになったところで、いきなり多恵が意識を失う…という展開だった。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
9話はくも膜下出血と心不全で倒れた多恵の意識を取り戻すため、望美と愛美が力を合わせる。奇跡的に意識を取り戻した多恵は家族に謝罪と感謝の言葉を口にし、望美と愛美に「愛してる」と繰り返し伝えながら息絶える。望美は自分のために自らの人生を犠牲にした多恵に、自分が何もできなかったと悔やみ、愛美と共に号泣する…というストーリー。
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意識を取り戻したものの、回復する体力は残っておらず、家族に“遺言”を残し力尽きていく多恵。その姿に「とうとう4人ですき焼き叶わなかったな」など視聴者からも悲しみの声が続々と寄せられる。
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また「多恵にとって最後に望美と愛美に愛していると言えて幸せだったと思う」「お母さんはいつも正しい』『愛してる』でお互い救われたのかな」など、家族を残し先に旅立つ多恵と、残される望美らの心中を察するツイートや、「観てて思った。今ある生活にちゃんと感謝しないと」「残りの人生、出来るだけ素直に感情表現しようと思った」といった反応も。
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その他にも「主役はやっぱり「鈴木保奈美」だよな、このドラマ」と改めて多恵役の鈴木さんの存在感を感じた視聴者の声や、「ママの死後はどうなるんかね…?物語の軸が一個なくなった後の展開は」と最終回の展開に思いを馳せる声など、様々な反響がSNS上に投稿されている。