今回明らかになったのは、主演・上白石萌音演じる奈未の家族だ。「仕事も恋愛もほどほどに。人並みで普通の幸せを手にしたい」というイマドキの安定志向の持ち主である奈未。そんな彼女の超安定志向に大きな影響を与えた「普通が一番たい」が口癖の母・真未役には、インテリ女優としてクイズ番組やバラエティ番組でも活躍する宮崎美子。
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「上白石萌音さんとは以前から『似てる似てる』と言われていて、一度共演してみたいと思っていました」と語る宮崎さんは、「今回本当に親子役をさせていただきます。どうでしょうか? 似てますか? ぜひご確認いただきたいです」と呼びかけ、「とにかく、娘の頑張りを遠く熊本から見守っていますので、皆様もぜひ一緒に見守ってください。応援よろしくお願いいたします」とコメント。
書店を営みながらも小説家になる夢を諦められず、家族に苦労をかけ続けている父・義郎役には、「恋はつづくよどこまでも」ではゲスト出演もしていた名俳優・橋爪淳が決定。「萌音ちゃんが中学生のころ、ミュージカル『王様と私』の旅公演でご一緒していたので、成長した萌音ちゃんを見る度に本当にうれしくて仕方ありません」とまさに親のような心境だそうで、「父になるには時間はかかりませんでした」と話す。
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そして「私は小説家を夢見る書店の店主、いつか最高の小説を書きあげて有名な書店に平積みされることを夢見ています。『どんな小説を書いているんですか?』を宮崎美子さんに聞かれ『官能小説です』と答えたら笑われました。とにかく最高に楽しいドラマです」と現場の様子も明かしている。
また、奈未とは正反対のタイプでイマドキな女子高生の妹・多未を、ティーンのカリスマと言われている山之内すずが演じる。今作がGP帯連続ドラマ初出演となる山之内さんは「このような素敵な作品に携わらせていただけるということで、しっかりと奈未の妹、多未になれるように頑張っていきたいと思いますし、この作品は恋愛の部分や、姉妹の関係や、家族の温かさもポイントだと思いますので、そこを大事に、作品にちゃんと入り込めるように頑張っていきたいなと思っています」と意気込んでいる。
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そんな4人が食卓を囲むシーンの撮影では、宮崎さんが「(上白石演じる奈未の)実家の舞台は熊本なのですが、萌音さんも九州の方で、妹役の山之内すずさんも九州の血が入っているらしく。何となく皆似てる? と、お父さん(橋爪淳)も交えて、家族シーンは最初から良い空気感でした」と語るように、早くも息の合ったテンポの良いやり取りで、まるで本物のファミリーのような雰囲気の中行われていたという。
「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」は2021年1月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。