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『スカーフェイス』や『アンタッチャブル』など数々のギャング&マフィア映画でモデルとされてきた伝説のギャング“アル・カポネ”。本作では、“暗黒街の顔役”として史上最も有名なギャングスターとなったカポネの、これまであまり描かれてこなかった病魔に蝕まれた晩年の姿をトム・ハーディが演じている。
トレーニングを積み体重を15kg増量して挑んだ『ダークナイト ライジング』のベイン役など、これまでも役柄ごとにファンの予想を超えた役作りで自在に風貌を変えてきたトム。そんな彼が連日4時間のメイクアップを施し、傷を負った顔面(=スカーフェイス)をリアルに再現。ほとんど喋ることができなくなったカポネを、独特の喉と鼻の奥から響くしゃがれた呻き声によって印象的に演じ、幻想に取りつかれた晩年のカポネになりきっている。
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製作者のローレンス・ベンダーは、トムについて「同世代の俳優のなかで抜きん出ている1人だ。役作りに没頭し、自分が演じる人物としっかりと心を通わせていた。役と心の通じ合う俳優がいるときは、いつでも魔法が生まれる。トムはカメレオンであり、とてつもない才能の持ち主だよ」と語っている。
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今回解禁された場面写真には、カポネになりきり、ただならぬ凄みをみなぎらせたトムの姿が。このほか、盗聴するFBI捜査官たちや、カポネの妻を演じるリンダ・カーデリーニ、マット・ディロン、カイル・マクラクランの姿も確認できる。
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『カポネ』は2月26日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。