日本人が日本の空を飛ぶことを許されていなかった戦後、空への純粋な憧れからパイロットになる夢を抱き続けるヒロイン・佐野小鞠が、当時の“最先端のお仕事”である、エアガール=CAとなって奮闘する姿を描いていく本作。
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今回公開されたのは、エアガールたちのキュートな私服ショット。クラシカルなワンピースや首元のリボンが清楚なブラウスなど、広瀬さんたちが“昭和のお仕事ガール”のおしゃれをさわやかに着こなしている。
さらに、エアガールたちが並んで入浴している“銭湯女子会ショット”も到着。早朝から夜遅くまでの激務に疲れた第一期生たちは、仕事終わりに銭湯に寄ってリラックスするのが唯一の楽しみ。お湯につかりながら夢を語り合ったり、ときには“恋バナ”で盛り上がったりも――。
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身も心もほぐれ、打ち解けたムードの銭湯シーンは第一期生たちの“絆”が最も感じられる場面で、広瀬さんも「エアガールのみんなとの撮影はとても楽しくて、特に銭湯のシーンは大好き! リラックスしている雰囲気がみんなから感じられて、すごくいい空気感だなと思ったのを覚えています」と振り返っている。
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激動の時代を駆け抜けた主人公・小鞠たちの生き様のみならず、エアガールたちの友情にも注目を。
あらすじ
1928年、東京・下町で小さな町工場を営む両親のもとに生まれた佐野小鞠(広瀬すず)は、飛行機部品の生産を手がける父の影響で空へのあこがれを募らせ、パイロットになりたいという夢を抱いできた。しかし、兄は神風特攻隊として出撃して戦死。両親も東京大空襲で亡くしてしまい、ひとりぼっちとなった小鞠は、料亭を営む叔母・千代(松雪泰子)のもとに身を寄せることに。おかげで高等女学校だけは卒業させてもらったものの、料亭の手伝いに明け暮れる日々を送っていた。
そんなある日、小鞠は料亭の一室から「日本の空を日本人の手に取り戻したい!」という決意みなぎる熱い言葉を耳にする。声の主は、逓信省航空保安部長の松木静男(吉岡秀隆)。日本は終戦後、GHQによって一切の航空活動を禁じられていた。さらに、吉田茂首相の側近・白洲次郎(藤木直人)は日本の航空事業を海外企業に委ねた方がよいと考えていた。
だが、松木はどんな困難が待ち構えていても日本人の手で航空事業をはじめるべきという、固い信念を抱いていたのだ。松木の話に感動し、思わず聞き入ってしまった小鞠だったが、彼の若き部下・三島優輝(坂口健太郎)に立ち聞きをとがめられてしまう。しかし、これが2人の運命の出会いとなる…。
1951年、GHQと粘り強く交渉を重ねた松木の熱意が実り、ついに戦後初の日本の航空会社“日本民間航空”が発足する。すでに社員となっていた三島からエアガールを募集していると聞いた小鞠は飛行機の仕事に関わりたい一心で応募を決意。しかし、エアガールは最先端の超人気職! とんでもない倍率の試験が待ち構えていた。その後、数々のピンチを乗りこえてなんとか合格した小鞠だったが、入社式からわずか1週間後、あわただしく試験飛行に臨むこととなって…!?
スペシャルドラマ「エアガール」は3月20日(土)21時よりテレビ朝日系にて放送。