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【インタビュー】綾瀬はるか、俳優活動のひとつの軸となった“アクション”「刺激を受けている」

デビュー20周年を迎えた人気女優、綾瀬はるか。放送中のドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」や、東日本大震災10年の節目に放送された特集ドラマ「あなたのそばで明日が笑う」、あるいは数多くのテレビCMや、街頭広告など、彼女の顔を見ない日はないだろう。

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綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』/photo:Jumpei Yamada
綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』/photo:Jumpei Yamada 全 22 枚
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心で演じることを、大切にしていきたい


もともと、劇場版『奥様は、取り扱い注意』は、2020年6月5日に封切られる予定だった。公開延期を乗り越え、2021年3月19日についに観客に披露される。綾瀬さんは「本当に公開できてよかった」としみじみ語り、「ちょっとずつ映画館に行けるようになって、皆さんが非日常的なものを楽しめる空間になったらいいなと思います。スケールの大きなアクションを、大きなスクリーンで観てほしいですね」と笑顔を見せる。

『奥様は、取り扱い注意』  (C) 2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会
外出自粛期間中には「遅いんですが、今さら『ウォーキング・デッド』にハマってしまいました」とエンタメの力を改めて感じたという綾瀬さん。「ドラマだったら週に一回の楽しみになるし、映画も含めて、日常に花を添えてくれるものですよね」という彼女は、この先も表現者として、多くの娯楽を届けてくれることだろう。最後に、綾瀬さんがいま、役者として大切にしている信条を教えてもらった。

「当たり前ですが、心で演じることですね。経験を積んでいくと、慣れが出てきてしまって心とズレるときが生まれてしまうと思うんです。そうならないようには気を付けていますね。『感情で動く』は、演じるうえですごく大切にしていることです」。

綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』/photo:Jumpei Yamada
この20年で多くの後輩が台頭し、いまや現場を引っ張る立場。それでも「現場での“居方”は特に変わらない」という。「自分がたとえ年齢や芸歴が上でも、皆さんプロですし、尊敬しています。といっても、そういう風に思おうとしているのではなく、自然とこんな感じで生きてきただけです(笑)」。

長い間変わらず、ずっと自然体でいること。それがどれだけ難しいかは、俳優でなくても多くの人が身をもって知っているはず。だからこそ、「いつもワクワクしていたいですね」とふわりと笑う彼女に、トップランナーたる凄味を感じずにはいられない。
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《text:SYO/photo:Jumpei Yamada》

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