ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーによる、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイを映像化。吉田さんがジェーン・スーさん自身をモデルにした主人公を演じ、1話の放送後には吉田さんのジェーン・スーさん再現度の高さも話題となった本作。
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20年前に母を亡くし、父・哲也と現在は時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコに吉田さん。破天荒な人生を歩んでいたが今ではすっかり丸くなった、どこか自由奔放で愛嬌のある父・哲也には國村さん。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中さん。また20代の頃のトキコを松岡茉優が演じている。今回は本人役で「アルコ&ピース」平子祐希もカメオ出演。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
ラジオの収録終わり、哲也から「かゆくて死にそうだよ」という電話をもらうトキコ。哲也によれば食物アレルギーだと思われるが原因が不明だという。トキコは哲也に病院で検査を受けてもらうことにするが診断結果は異常なし。しかも1か月ほど前にアレルギー検査を受けていたことも判明する。医者から「加齢による乾燥肌」と診断された哲也だが、せっかく来たからという理由で突然「顔のシミを取りたい」と言い出す。その後トキコは学生時代からの女友達である北野(中村優子)とミナミ(石橋けい)に会い、哲也の愚痴を言うのだが…というのが今回のストーリー。
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哲也がシミを取ることを「ジジイのくせに気持ち悪い。いい歳して」と話すトキコに、北野は「つまり男のくせにってことよね」と返答。「アンタも“ババアのくせに”って言われたらめちゃくちゃ怒るでしょう」と続ける。男でもお肌のケアをすることは悪いことじゃないと言う北野は、“父親の美容”にモヤモヤしたものを抱くトキコに「それは乗り越えなきゃいけないんじゃないかな」と諭す。
このやり取りを見ていた視聴者からは「わたしたちにまつわる揺らぎについて、思案が止まらなくなります。これから時間が経っても忘れたくない、大切なエピソード」「2021年に放送する意味をちゃんと考えてるなぁとは思う」などの反応が。
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また「このドラマ田中みな実さんほんと好き」「田中みな実さんの語り口が気持ちよかったなぁ」など、田中さんの“アナウンサー”ぶりにも賞賛の声が寄せられている。