警視庁の頂点=警視総監の座を巡る激しい出世バトルを描いていく本作。ずば抜けたプロファイリング能力を武器に、野望の階段を駆け上がっていく上條漣に玉木さん。漣の幼なじみで警視庁捜査一課の刑事をしている水樹爽に広末涼子。漣と婚約するが水樹に嫉妬心を抱きはじめる警視庁刑事部長・千堂大善の娘、優愛に仲里依紗。
熾烈な権力闘争を繰り広げる「東大派」警務部長・吉永晴樹に光石研。「薩摩派」警備部長・権藤秀夫に吉田鋼太郎。「外様派」刑事部長の千堂大善に椎名桔平。彼らの上に君臨する警視総監・荒牧雄彦に段田安則。漣の同期、新垣広海に馬場徹。同じく同期で今は入院中の馳道忠に渡辺大知。若手キャリア組刑事の富樫遊馬に岡田健史。漣の“育ての親”となる元刑事の刈谷銀次郎に橋本じゅん。漣を子ども時代から知る元刑事にして高級クラブのママ・小宮志歩に高岡早紀といったキャストが出演。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
父・勇仁が23年前、「薩摩派」による押収品横流し事件を告発しようとして、警察に自死を強要されたと聞いた漣は、「薩摩派」派閥によって仕組まれた可能性が高いと聞いた漣は、自らの派閥への悪影響を危惧する千堂の声を無視して事件を調べ、権藤が横流しに関わっていたことを知る…というのが今回のストーリー。
父の死の真実を教えるよう詰め寄る漣に、当時、横流しを告発しようとした勇仁の説得に当たったことを認め「どうせこの会話も録音してるんだろ」とボイスレコーダーを探す権藤。「公にすることだけが正義じゃないだろ!」と不正を隠蔽したことを正当化する権藤に、漣は「その言葉を息子さんの前でも言えますか」と告げ、ドアの向こうで会話を聞いていた権藤の息子を部屋に招き入れる…。
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「まさか、息子に聞かせていたなんてな、上条さすがだな」「ボイレコはないが子どもは聞いてたか」「ある意味レコーダーよりひどい仕込み」など、漣の用意した“隠し玉”に視聴者からざわめきが走る。
さらに漣は23年前、勇仁が自死した派出所の監視カメラの映像を見せ、権藤が父を死に追いやったと詰め寄るが、そこに映っていた権藤かと思われたその後ろ姿は千堂のものだったことが判明する。漣に対し「俺がお前の父親の死を見届けた」と、勇仁に自死するよう迫ったことを認める千堂…「そして千堂さんあっさり認めたな」「あっさり白状したな」という声とともに「椎名桔平がとつぜんアウトレイジ感出てきた」「やっぱり…椎名桔平がただの胡散臭い上司で終わるわけない」「こういう椎名桔平が見たかったんだよ~~~~!!!」などの反応も上がっている。