マーク・ストロング、90年代に『007』の悪役を逃していたことを明かす
『シャザム!』『1917』『クルエラ』とコンスタントに大作に出演し、活躍してきたマーク・ストロング。
最新ニュース
ゴシップ
-
アン・ハサウェイが自分を見失った歌姫を演じる A24『Mother Mary』予告編
-
『クルエラ』エマ・ストーン&エマ・トンプンソンら、豪華出演陣から紐解く期待ポイント
-
偽装夫婦の“嘘”のゆくえは? ラブコメ×サスペンスの後味が心地よい「私と結婚してくれますか?」
それは1990年代、ピアース・ブロスナンが5代目ジェームズ・ボンドを務めていた『007』シリーズの悪役のオーディションでのこと。前日、セリフを覚えたマークは、ちょっとしたお祝い気分で飲みに出かけた。「酔っぱらってしまいました。それも、かなり。次の日はひどい二日酔いになってしまったんです」と語り出す。
それでも、『007』シリーズの悪役を演じるというチャンスは絶対に逃すわけにいかず、オーディション会場へと出向いた。会場には8人の審査員がいたという。「演技を始めましたが、セリフが出てきませんでした。全然思い出せない。ひどい出来でした。汗もかいていたし…あれは本当に最悪な経験でした。学ぶことはありましたが」とふり返る。
もちろん、マークは役を手にすることはできなかった。しかし、話はそれだけでは終わらない。「皮肉なことに、私が酔っぱらうほど飲んでしまった前日に一緒にいたのはダニエル・クレイグなんです。彼の責任ですよ!」と明かしたことで会場に笑いが起きた。ダニエルはその数年後にちゃっかり6代目ジェームズ・ボンドに就任し、『007』シリーズ5作品に出演しているのだから。
特集
この記事の写真
/

