1937年、米ケンタッキー州で誕生したネッドは、60年代に舞台で俳優のキャリアをスタートさせた。1972年、ジョン・ヴォイトとバート・レイノルズが出演する『脱出』で映画デビュー。1976年には『ネットワーク』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、その後も『エクソシスト2』『スーパーマン』などの出演作が続く。1979年のスティーヴン・スピルバーグ監督作『1941』では、三船敏郎と共演した。『Friendly Fire』(1979、原題)、『Last Train Home』(1989、原題)でエミー賞に2度、『ヒア・マイ・ソング』(1991)でゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネート。最近では『トイ・ストーリー3』でロッツォの声を務めた。
『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督は、「彼との仕事は楽しく、一緒に働けて光栄でした。ありがとう、ネッド。ロッツォの良い面にも悪い面にもに命を吹き込んでくれて。寂しくなります」とツイッターで追悼した。
Just heard that Ned Beatty passed away in his sleep.
— Lee Unkrich (@leeunkrich) June 14, 2021
It was a joy and and an incredible honor to work with him.
Thanks, Ned, for bringing Lotso to life both his good side and his not-so-good side. We’ll miss you. pic.twitter.com/mDP9pP2vg1