阿部寛「戦争自体がむなしいもの」『夕霧花園』初日舞台挨拶にオンライン参加
日本から阿部寛が出演、日本ではあまり語られることのない、第二次世界大戦におけるマレーシアの歴史と共に1組のカップルの切ない恋が描かれる『夕霧花園』公開初日にオンライン舞台挨拶が開催。
最新ニュース
レポート
-
川口春奈&松下洸平「9ボーダー」オフショット公開に「はしゃぎ具合がかわいい」
-
阿部寛が海外作品に挑戦した歴史ラブ『夕霧花園』公開決定
-
≪配信開始≫チュ・ジフン×ハン・ヒョジュ豪華初共演「支配種」は世界必見のノンストップ・サスペンス【PR】
拡大写真
日本から阿部寛が出演、第二次世界大戦におけるマレーシアの歴史と共に1組のカップルの切ない恋が描かれる『夕霧花園』。公開初日に、ユーロスペースにてオンラインで舞台挨拶が行われた。
>>『夕霧花園』あらすじ&キャストはこちらから
まず、初日を迎えたことに阿部さんは「3年前にマレーシアで撮影しました。暑い中、9ヶ国のキャストとスタッフが集まって集中して作りました。いよいよ日本で公開されるということでうれしく思っています」と喜びをコメント。
主演のリー・シンジエは、「(日本語で)はじめまして、こんにちは。(阿部に対して)こんにちは阿部さん、お元気ですか。観客の皆さん映画を観に来て頂いてありがとうございました」と挨拶。
トム・リン監督は「この作品がどういうメッセージを伝えようとしているのかご覧なればわかると思います。とにかくポジティブでプラスのエネルギーを皆さんにお伝えしたいと思います」と語った。
それぞれの印象について話が振られると、阿部さんは「トム・リン監督は人間を深く描いていて優しさに満ち溢れている作品を撮られて、本作も形は違って戦争の話ですけども。シンジエさんは、現場で緊張すると思ってご本人の作品は見ないでいました。現場では気を使っていただいてさし入れもたくさんもらいました。監督も集中力と特別なこだわりを持って撮影に挑んでいる姿が印象に残っています」と語る。
「お二人と会ってほんとうにラッキーで、すごく期待していました」というのはシンジエ。「日本の俳優さんとお仕事をしたこともなかったですし、ほんとうに貴重な機会をいただきました。みんなで同じ方向を向いて、まるで事前の了解があったかのようでした」と語った。
最後に阿部さんは、「この映画を観てどう感じましたでしょうか?」と観客に呼びかけつつ、「ほんとうに戦争は悲しいものだなと実感しました。戦争自体がむなしいものであってどちらかが加害、被害というのはないのが戦争なんだと思います。いま様々な形で社会が分断されている状況ですが、この映画を観て深く何かしら深く考えていただければと思います」と思いを込めていた。
『夕霧花園』は渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開中。
>>『夕霧花園』あらすじ&キャストはこちらから
まず、初日を迎えたことに阿部さんは「3年前にマレーシアで撮影しました。暑い中、9ヶ国のキャストとスタッフが集まって集中して作りました。いよいよ日本で公開されるということでうれしく思っています」と喜びをコメント。
主演のリー・シンジエは、「(日本語で)はじめまして、こんにちは。(阿部に対して)こんにちは阿部さん、お元気ですか。観客の皆さん映画を観に来て頂いてありがとうございました」と挨拶。
トム・リン監督は「この作品がどういうメッセージを伝えようとしているのかご覧なればわかると思います。とにかくポジティブでプラスのエネルギーを皆さんにお伝えしたいと思います」と語った。
それぞれの印象について話が振られると、阿部さんは「トム・リン監督は人間を深く描いていて優しさに満ち溢れている作品を撮られて、本作も形は違って戦争の話ですけども。シンジエさんは、現場で緊張すると思ってご本人の作品は見ないでいました。現場では気を使っていただいてさし入れもたくさんもらいました。監督も集中力と特別なこだわりを持って撮影に挑んでいる姿が印象に残っています」と語る。
「お二人と会ってほんとうにラッキーで、すごく期待していました」というのはシンジエ。「日本の俳優さんとお仕事をしたこともなかったですし、ほんとうに貴重な機会をいただきました。みんなで同じ方向を向いて、まるで事前の了解があったかのようでした」と語った。
最後に阿部さんは、「この映画を観てどう感じましたでしょうか?」と観客に呼びかけつつ、「ほんとうに戦争は悲しいものだなと実感しました。戦争自体がむなしいものであってどちらかが加害、被害というのはないのが戦争なんだと思います。いま様々な形で社会が分断されている状況ですが、この映画を観て深く何かしら深く考えていただければと思います」と思いを込めていた。
『夕霧花園』は渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開中。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/