女の子として生きたいサシャを追ったドキュメンタリー映画『リトル・ガール』から、サシャの何気ない日常を繊細なカメラワークで切り取った場面写真が解禁された。
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2歳を過ぎた頃から自身の“性別の違和感”を訴えてきたサシャ。やがて7歳になっても、ありのままに生きることができないサシャを、家族は支え、周囲に受け入れさせるため、学校や周囲へ働きかけるが…。
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解禁された場面写真では、女の子用の衣装を着ることができなくても、大好きなバレエのために一途にレッスンに励む姿のほか、シャボン玉で遊んだり、新しく買ってもらった水着で海に遊びに行ったり、お人形で遊んだり。いずれもサシャ自身の魅力の詰まったシーンとなっている。
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本作の監督を務めたのは、これまでも社会の周縁で生きる人々に光をあてた作品を撮り続け、カンヌやベルリンを始め、世界中の映画祭で高く評価されているセバスチャン・リフシッツ。トランスジェンダーのアイデンティは肉体が成長する思春期に芽生えるのではなく、幼少期で自覚されることについて取材を始めていた過程で、サシャの母親カリーヌに出会い、この作品が生まれることになった。
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『リトル・ガール』は11月19日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。