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ルビー・ローズ、「バットウーマン」降板の真相を暴露

昨年5月、「バットウーマン」から降板を発表したルビー・ローズ。バットウーマンを演じたのはシーズン1のみで、シーズン2からはジャヴィシア・レスリーが引き継いだ。

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ルビー・ローズ Photo by Emma McIntyre/Getty Images
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昨年5月、「バットウーマン」から降板を発表したルビー・ローズ。バットウーマンを演じたのはシーズン1のみで、シーズン2からはジャヴィシア・レスリーが引き継いだ。

降板を発表した際、理由については詳しく語らなかったルビーが20日(現地時間)、インスタグラムのストーリーズでついにその理由を明らかにした。

ルビーは以前、同作の撮影中に首にケガを負い、危うく全身不随になりかけたところを手術によって免れたことを報告していた。今回、その際に当時ワーナー・ブラザースの会長だったピーター・ロスから「10日で復帰せよ」というありえない要求をつきつけられたと告発。さもなくば、キャスト、スタッフの全員を解雇せざるを得ない&スタジオにも大損害を与えると言われたという。

そのほかにも、ルビーはコロナ禍で他のドラマは製作を一時中断しているにもかかわらず「バットウーマン」は製作を続けたこと、その間(シーズン1)にショーランナーのキャロライン・ドライズは4回しか現場を訪れていないこと、スタッフの1人が最も重症である第3度のやけどを現場で負い、ルビーをはじめ彼の顔から皮膚が焼け落ちるのを目の当たりにした人たちに対するセラピーなどのケアが提供されなかったことなどを指摘し、ワーナーを批判した。

ワーナーはこれを受け、ルビーが「職場環境に対する複数のクレーム」を訴えたため、広範囲に渡って見直しや対応を行ったが、シーズン2ではルビーを起用しないことに決めたと発表。ルビーは降板したわけではなく、“解雇”であったことを匂わせた。

SNSでは#IStandWithRubyRose」(ルビーを支持します)というタグも登場し、同じくワーナー・ブラザースの職場環境を批判した『ジャスティス・リーグ』のレイ・フィッシャーの名前を挙げ、2人のことを応援したいという声が多数上がっている。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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