『オデッセイ』に『Love, サイモン』…あの傑作をいつでも!Disney+「スター」で観られるオススメ映画

Disney+(ディズニープラス)の「スター」で新たに見放題配信がスタートする、何度も見返したくなる青春ドラマやヒューマンドラマ、SF大作をピックアップ

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「Disney+」(C) 2021 Disney and its related entities
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ディズニーの定額制公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」に新たなコンテンツブランド「スター」が加わる。すでにディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックといった強力コンテンツを有する中、最新映画から懐かしの映画、オリジナルのドラマシリーズ、日本向けのローカルコンテンツまで16,000を超える作品が加わると聞き、心が躍った。

映画のラインナップを見てみると、マーベル・スタジオ最新作『エターナル』の公開も控えるクロエ・ジャオ監督のアカデミー賞受賞作『ノマドランド』に、『フリー・ガイ』も十二分に楽しかったライアン・レイノルズ主演『デッドプール』から、映画ファン垂涎の『タイタニック』『ダイ・ハード』シリーズ、『エイリアン』シリーズといった世界的ヒット作品、『プリティ・ウーマン』『プラダを着た悪魔』『(500日)のサマー』『リトル・ミス・サンシャイン』など、何度も見返したくなる傑作ばかり。

“何度でも見返したい”は、映画にとって最高の賛辞に値するのではないだろうか。主人公がひた隠す本当の顔や、絶体絶命のハラハラドキドキの後にどんな展開が待っているのかを知り尽くしながらも、何度でも胸打たれる。見るたびに新しい発見がある。そんな珠玉の映画を、悩みに悩みながら3作品ピックアップした。

語り継ぎたい
『Love, サイモン 17歳の告白』(2018)


『きっと、星のせいじゃない。』製作者が贈る青春映画。父はハンサムな元クォーターバック、母は卒業生代表の秀才という両親と、料理好きな妹に囲まれた“普通”の男子高校生サイモン。ある日、「誰も自分がゲイだとは知らない」というハンドルネーム:ブルーの書き込みを学校掲示板サイト「クリーク・シークレッツ」で見つけたサイモンは、すぐさま「君と同じ」と返信する。やがてブルーからも返事が届き、サイモンは彼とのメールのやりとりに夢中になる。

恐らくプロムの主人公だった両親にはもちろん、誰にも相談できないことをブルーへのメールでは正直に伝えることができる。だが、同級生にそのメール履歴が見つかってしまい、彼からサイモンの友達との恋の橋渡しをするよう頼まれ、挙げ句の果てには掲示板サイトで彼にアウティングされてしまうことに…。

©2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

「ハリー・ポッター」のダニエル・ラドクリフの夢を見続けたことや、「ゲーム・オブ・スローンズ」ではジョン・スノウに釘付けだったことなど、ブルーとメールで会話するうちに表情が明るくなっていたサイモン。いろいろと空想を膨らませながら、ときには『(500日)のサマー』のような脳内ミュージカルが突然始まったり、学園モノに欠かせないハロウィンパーティーで探りを入れてみたりする一方、両親や親しい友人へのカミングアウト、校内での露骨な差別など苦すぎる現実も映し出される。また、一体ブルーとは校内の誰なのか? 見返してみると、“ブルー”なる人物の伏線に至るところで気がつくはずだ。

サイモンを演じる『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソンほか、「13の理由」『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のキャサリン・ラングフォード、『X-MEN』シリーズのアレクサンドラ・シップ、『バンブルビー』のジョージ・レンデボーグ・Jrなどの若手スターの競演も嬉しい。

『LOVE,サイモン 17歳の告白』を観る

さらに、映画と同じクリークウッド高校を舞台にしたスピンオフ「Love, ヴィクター」も「スター」にて配信スタートする。転入生のヴィクター(マイケル・チミノ)が魅力的な青年ベンジーに恋をし、家族の問題に悩みながら自分の性的指向を探求していく姿を描き、サイモン役のニックがナレーターとして声で出演するのも楽しみ。

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共感したい『オデッセイ』(2015)


『エイリアン』シリーズのリドリー・スコット監督とマット・デイモンの初タッグ作。マットがベン・アフレックと24年ぶりに脚本を手がけたスコット監督の最新映画『最後の決闘裁判』が現在公開中で、3人の視点から暴行事件を描く『羅生門』スタイル、現在となんら変わらない男性優位社会やセカンドレイプを鋭く指摘し、話題となっている。

一転、このSF大作は、“火星にひとりぼっち”で取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーのサバイバルを描いたアンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」を壮大なスケールで映画化。

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公開された年は『スポットライト 世紀のスクープ』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『レヴェナント 蘇えりし者』など秀作揃いだったためか、ゴールデン・グローブ賞ではなぜかコメディ/ミュージカル部門でエントリーされたが(結果、同・作品賞&主演男優賞を受賞)、ワトニーが火星でたったひとり粛々とジャガイモを育て、太陽光で機器を充電する姿を、メリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン)の所持品という設定で70年代の大ヒットポップスが彩ることで納得できた。火星の地で流れる、デヴィッド・ボウイの「Starman」からドナ・サマーの「Hot Stuff」、果てはグロリア・ゲイナーの「I Will Survive」は何とも粋。

この音楽と、知性に裏打ちされたワトニーのユーモアセンスもあって、全力で彼を応援したくなること必至。昨年からの“おこもり期間”を経験した後ではなおさら、彼に感情移入してしまうだろう。

『オデッセイ』を観る

背中を押されたい『イン・ハー・シューズ』(2005)


リドリー・スコットの弟、故トニー・スコット兄弟が製作、『L.A.コンフィデンシャル』『ゆりかごを揺らす手』などで知られる故カーティス・ハンソンが監督、脚本を『エリン・ブロコビッチ』のスザンナ・グラントが務めた女性たちのヒューマンドラマ。

幼い頃に母親を亡くし、父親は再婚、継母とはまるでソリが合わない姉妹ローズ(トニ・コレット)とマギー(キャメロン・ディアス)。弁護士として忙しく働き、キャリアも資格も学歴も十分なのに容姿にコンプレックスを抱いている姉ローズは、頑張った自分へのご褒美として高級靴を収集しているが、買って飾るだけで一度も履いたことはない。

一方、30歳目前にして無職のマギーはどんな仕事も長続きせず、その容姿と明るい性格でとにかくモテる、という女性。ローズにとってマギーは常に頭痛の種で、いつも何かしらトラブルを巻き起こす妹の世話ばかりをしてきたが、あるとき決定的な大喧嘩が勃発。マギーは最近まで存在さえ知らなかった祖母エラ(シャーリー・マクレーン)を尋ねてフロリダへ向かう。

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離ればなれになるまで、自分の足に合わない靴を履き、“靴擦れ”だらけだった2人が、それぞれにぴったりの靴=生き方を見つけていく。失敗を繰り返しながらも新しい人生に挑んでいく彼女たちの物語は、“姉妹モノ”の傑作の1つだ。

ローズ役のトニ・コレットは『アバウト・ア・ボーイ』や『リトル・ミス・サンシャイン』などのほか、製作総指揮・主演を務めた『ヘレディタリー/継承』で大きく注目を集め、いまキャリアの充実期にいる。そして、マギー役のキャメロン・ディアスは現在、俳優業から退き子育て中心の生活を送っている。『メリーに首ったけ』から『チャーリーズ・エンジェル』まで、ラブコメディや軽快なアクションも素敵なキャメロンだが、今作のマギーのような、少しずつ本当の自分を受け入れて変わっていく役どころがとても好きだ。

『イン・ハー・シューズ』を観る

ちなみに、「スター」オリジナル作品の1つとして、エリン・ブロコビッチの環境運動家としての人生にインスパイアされた、弁護士資格を持たない法律アドバイザー、アニー・“レベル”・ベロの活躍を描いた「レベル 正義の反逆者」も登場する。

『レベル 正義の反逆者』シーズン1(C) 2021 American Broadcasting Companies, Inc. All rights reserved.

Disney+(ディズニープラス)「スター」は10月27日(水)よりサービス開始。

(C) 2021 Disney and its related entities

<提供:ディズニープラス>

《text:Reiko Uehara》

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