俳優・池内博之が“物語の鍵を握る謎の男”として出演した香港のホラーサスペンス映画『リンボ』が、第34回東京国際映画祭にてジャパンプレミア上映されることが決定。池内さんからコメントが到着した。
香港のスラム街で猟奇的殺人事件が頻発する。被害者は全て女性で、腕が切り取られた状態で発見されていた。ベテラン刑事ザムが、新人のウィルと組んでこの事件を担当する。ザムは若い女性トウを協力者として捜査に当たるが、ザムの妻子が命を落とした事故を引き起こしたトウに対し、ザムは時に怒りを抑えきれない。やがて捜査線上にひとりの謎めいた男が浮上するが…。
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本作は、中国のインターネット小説を、舞台を香港に置き換えて映画化した、鄭保瑞(ソイ・チェン)監督の最高作ともいえるバイオレンス映画。驚異的なモノクロ撮影と美術、林家棟(ラム・カートン)の鬼気迫る演技、そして香港映画界で活躍する池内さんの存在感が見どころ。
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2017年に香港にて撮影され、今年3月のベルリン国際映画祭にて4年の時を経て上映。日本でも東京国際映画祭にて初お披露目される。以前、池内さんが出演した『イップ・マン 序章』監督のウィルソン・イップが本作のプロデューサーを務め、再びコラボが実現した。
池内さんは、「この度、東京国際映画祭で上映されること、本当に嬉しく思っています。ホラーサスペンス映画ですが、内容もさることながら、素晴らしい美術と音楽とともに楽しめる作品です。是非劇場にてご覧ください」とコメントを寄せている。
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『リンボ』は11月2日(火)に有楽町よみうりホール、11月6日(土)にヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1にて公開。
第34回東京国際映画祭は10月30日(土)~11月8日(月)にて日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。