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「弱きを助ける」人々に優しく寄り添う『ゴヤの名画と優しい泥棒』予告編&ポスター&場面写真

1961年、ロンドン・ナショナル・ギャラリーで実際に起きたゴヤの名画盗難事件の知られざる真相を描いた映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』より、予告編とポスタービジュアル・場面写真が解禁された。

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『ゴヤの名画と優しい泥棒』(C)PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020
『ゴヤの名画と優しい泥棒』(C)PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020 全 10 枚
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1961年、ロンドン・ナショナル・ギャラリーで実際に起きたゴヤの名画盗難事件の知られざる真相を描いた映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』より、予告編とポスタービジュアル・場面写真が解禁された。

この度解禁となったポスターには「公爵さん、お借りします」というキャッチコピーが添えられ、寄り添う夫婦の横にはケンプトン・バントンが盗んだ「ウェリントン公爵」が置かれている。また場面写真では、キッチンで仲睦まじく手を取り合う夫婦の姿や、息子(フィオン・ホワイトヘッド)と共に街頭でTVの受信料無料を訴えるケンプトン・バントンの姿など、それぞれのキャラクターが切り取られた。

併せて公開となった予告編は、ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)が裁判官に起訴状を読み上げられる場面から始まり、前代未聞の名画盗難事件の裏側をテンポよく映し出す。実の犯人であるケンプトンは自らを「理不尽な税金と闘う私は、ロビン・フッドみたいだ」と称すも、妻のドロシー(ヘレン・ミレン)は「ただのバカよ」と一蹴。本作の見どころのひとつでもある、バントン夫妻の軽妙なやり取りを垣間見ることができる。

またケンプトンの「弱きを助ける」信念の強さが描かれており、彼の弁護人(マシュー・グード)は法廷で「彼は盗っ人ではありません。ゴヤを借りて世界の弱者を救おうとした」と説く。そして、まるでいまを生きる私たちに語りかけるかのような「人は誰しも孤立する時が来る。だから寄り添う人が必要だ」というケンプトンの言葉が続き、名画で世界を救おうと人々に優しく寄り添ったケンプトン・バントンの魅力がたっぷりと詰め込まれた映像に仕上がっている。

さらに予告の最後には、「怖い絵」の著書・美術評論家の中野京子より、「アガサ・クリスティーのミステリーばりに、アッと驚くサプライズまで用意されているので、お楽しみに!」というコメントが添えられ、映画ファンだけではなく、ミステリーファン、絵画ファンも見逃せない一作であることを期待させる。

『ゴヤの名画と優しい泥棒』は2022年2月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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