ドニー・イェン&ニコラス・ツェーがW主演、中国で公開4週連続1位、220億円突破の大ヒットを記録した『レイジング・ファイア』。この度、主演とプロデューサー、そしてアクション監督もつとめたドニー・イェンのインタビューや撮影ビハインドを含む特別映像が解禁された。
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ドニー・イェン演じる正義を貫く警官VSニコラス・ツェー演じる復讐に燃える男の意地がぶつかり合う凄まじいアクションに、公開直後から「ベニー・チャンの遺作にして最高傑作。こんな香港映画が見たかった!」「ドニーさんはもちろん、闇落ちニコラス・ツェーが最高」「終盤のアクションが凄すぎて涙がでた」「年間ベストどころかAll Time Best級!」など絶賛の声がSNS上を席巻。週末ミニシアターランキングでも第2位となり、口コミによる拡がりも期待される本作。
解禁された映像でドニー・イェンは、製作過程をふり返り、長年の友人で本作が遺作となった香港アクション映画界の巨匠ベニー・チャン監督に「香港で起こった物語を撮った方がいいんじゃない? 警察アクション映画はあなたの十八番だから」と話したことを明かす。
一方、役者としての責任に触れ「役の境遇を知り、役を感じ、その役の感情の高ぶりをどうやって表現するかということ。これこそ、純粋に役者の本能です」と語る。そして「どのように演じるかは、人生観次第で、自分が正しいと思うやり方を選べばいいでしょう」と続ける。
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そのうえで、アクションの前に念入りな準備をし、身体を張ったカーアクションをこなす姿や、警察の同僚(パトリック・タム)との言い争いのあと、思わず笑ってしまう様子など貴重な撮影風景も。
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さらに、ニコラスとの苛烈な一騎打ちのシーンでは、ニコラスやこのシーンのスタント・コーディネートを担当した谷垣健治らとともにモニターを確認したり、ベニー・チャン監督と話し合う場面も。「20数年前から現在まで、私たちは映画の経験をさらに積んできました。特にアクション映画の分野で」と自信をみせるドニー。その言葉どおり、1秒たりとも見逃せないアクションと濃密なドラマが本作では展開されていく。
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また、本作は12月23日に発表されたマカオ国際映画祭で、ベニー・チャン監督が最優秀監督賞、ニコラスが最優秀主演男優賞を見事受賞。授賞式に登壇したニコラスは「私は19歳のとき、ベニー・チャン監督の『ジェネックス・コップ 特警新人類』で、初めて映画に出演しともに映画を作りました。その後『新少林寺/SHAOLIN』『香港国際警察/NEW POLICE STORY』など、彼と一緒に5、6本の映画を作りました」とベニー・チャン監督との関係性に言及。
「業界の誰もが、彼が優れた監督であり、人間であることを知っていると思います。彼は今日ここにいませんが、私たちが映画の撮影に懸命に取り組んでいる姿を見守ってくれていると思います。どうもありがとう!」とスピーチし、亡き恩師に感謝を捧げていた。
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『レイジング・ファイア』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて順次公開中。