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夏帆を2年間追った写真集「おとととい」発売「たくさんの人に届いてほしい」

女優・夏帆の30代に向けて羽化する様子を2年間追い続けた写真集「おとととい」の発売が決定。表紙&収録カットも公開された。

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表紙カット 夏帆 写真集「おとととい」(C)SDP
表紙カット 夏帆 写真集「おとととい」(C)SDP 全 5 枚
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女優・夏帆の30代に向けて羽化する様子を2年間追い続けた写真集「おとととい」の発売が決定。表紙&収録カットも公開された。

主演作『天然コケッコー』(’07)で日本アカデミー賞新人俳優賞など多数の賞を受賞後、順調にキャリアを重ね、主役から脇役まで多彩な役を演じる夏帆さん。『22年目の告白―私が殺人犯です―』(’17)では、連続殺人犯の動向に翻弄される被害者遺族、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(’19)ではコンプレックスを抱える自称売れっ子のCMディレクター、『Red』(’20)では一切不自由のない生活ながらもどこか満たされずにいる主婦、現在放送中の「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」では、主人公の親友で一児の母を演じるなど、シリアスからコメディーまで、様々なキャラクターを演じ分けている。

昨年、30歳の誕生日を迎え、新たなステージへと踏み出そうとしている夏帆さん。同写真集では、そんな彼女の30歳までの2年間、言葉では表現しきれない心の内を“写真”で切り取る。

撮影を担当するのは、独学で写真を学び、「GINZA」や「POPEYE」といった雑誌で活動する、現在23歳の若手写真家・石田真澄。タイトルの「おとととい」とは、石田さんが子どもの頃から使っている、“一昨日の前の日”という意味の言葉。

同写真集では、夏帆さんの日常を石田さんの目を通して、2年間の時間をじっくりかけて追い続けた。距離がだんだんと近づいていく撮影。旅行に行ったり、ふとした散歩の様子を撮影したり。そして、寝顔の様子をとらえるまでに。

到着した写真では、愛おしさを覚える光や、刻々と移り変わる繊細な瞬間を捉え、唯一無二の魅力を放っている。

夏帆さんは「真澄ちゃんと過ごした時間が心地よくて、この時間がずっと続けばいいのにと思っていました」と撮影をふり返り、「こんな顔誰かに見せたことあるのかなっていう表情が切り取られていて、みなさんにお見せするのがなんだか気恥ずかしいですが、大切な記憶が散りばめられたこの本がどうかたくさんの人に届いてほしいです」とメッセージを寄せる。石田さんは「夏帆さんは柔らかさと強さを併せ持っていて、いつ顔を合わせても安心と新鮮さがある方です。時間と記憶を共有してできた思い出を、水面からトプッと浮き出るように思い返しながら一冊にまとめました」とコメントした。

夏帆 写真集「おとととい」は4月9日(土)発売。



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《シネマカフェ編集部》

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