『チャーリーとチョコレート工場』などのフレディ・ハイモアが主演する、ジャウマ・バラゲロ監督作『WAY DOWN』(原題)が、邦題『ウェイ・ダウン』として全国公開されることが決定。予告映像ならびに日本版アートワークが解禁された。
30年以上追い求めていたフランシス・ドレークの財宝のヒントを、やっとのことで沈没船から発見したイギリス人のウォルターとジェームズ。しかし沈没船はスペイン籍のもので、発見された物も保有権はスペインにある、として国に奪われてしまう。しかも、その保管場所は“工学の奇跡”“世界一安全な金庫”という異名を持つ難攻不落の構造を擁するスペイン銀行の地下倉庫だった。天才的な頭脳を持つ大学生のトムを仲間にしたウォルターたちは、設計図も地図も存在しないスペイン銀行の金庫の秘密を解明すべく調査を開始し、ついに攻略法を見つけ出す。国中がサッカーワールドカップの決勝戦で盛り上がる中、大勝負のカウントダウンが始まる…!
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本作は『REC レック』シリーズなどでスペインホラー界を牽引してきたジャウマ・バラゲロが放つ、全く新しいタイムリミット・エンターテインメント。主演は『ネバーランド』『チャーリーとチョコレート工場』などに出演し、天才子役として一躍脚光を浴びたフレディ・ハイモア。一時は芸能活動から距離を置き、名門ケンブリッジ大学に入学してスペイン語とアラビア語を専攻した彼は、2科目とも卒業試験で最優秀を得るダブルファーストで卒業している。在学中、法律事務所のインターンとして1年間マドリードで過ごし、スペインの文化と人々に惚れ込んでいたフレディは“スペインで何かをしたい”と常々考えており、本作への出演を快諾したという。本作ではこれまでとは一味違った魅力を発揮して天才的な頭脳を持つ大学生を熱演し、さらに流暢なスペイン語も披露している。
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そして、彼をスカウトするチームリーダーには「ゲーム・オブ・スローンズ」『タイタンの戦い』のベテラン俳優リーアム・カニンガム、『コントロール』で注目を浴び『マレフィセント』では“カラス”のディアヴァルを演じたサム・ライリー、『X-MEN』シリーズや『96時間』シリーズで印象を残したオランダ出身の国際派女優ファムケ・ヤンセン、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』人魚に扮したバルセロナ生まれのアストリッド・ベルジュ=フリスベらが脇を固める。
解禁された予告編では、“鉄壁の守り”を擁する銀行から財宝を奪還しようとするチームの予測不能なミッションの様子が映し出されている。
果たして、スペイン代表の優勝が懸かったサッカーワールドカップ決勝戦の間にミッションを達成することはできるのか…!? その後の展開が気になるスリリングな予告編となっている。
『ウェイ・ダウン』は6月10日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。