かけがえのない地球。人種や民族、国籍、宗派など、あらゆる垣根を超え、いま同じ地球に住む人間同士として、その素晴らしさや保護の大切さについて考える機会を与えてくれるのが「アースデイ」だ。
「Disney+(ディズニープラス)」では「アースデイ」に合わせて配信開始される、『ディープ・ブルー』『アース』を生みだしたネイチャードキュメンタリーの巨匠が手がける『ディズニーネイチャー/ホッキョクグマの子育てサバイバル』や、ナショナル ジオグラフィック作品の『エクスプローラー 世界最後の秘境テプイ』『ビッグ・リトル・ファーム リターンズ』など、新作4本を含め、いまの地球に触れ、思いを馳せることのできるコンテンツが豊富にラインアップされている。
厳しくも雄大な北極を生き抜く
ホッキョクグマ母子を映し出す
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ウォルト・ディズニーの意志を受け継ぎ設立された野生生物のドキュメンタリー制作会社「ディズニーネイチャー」では、これまでも中国のパンダやサバンナのライオン、南極のペンギンなど数々の動物の生態を紐解いてきたが、『ディズニーネイチャー/ホッキョクグマの子育てサバイバル』は、年々厳しい環境となっている北極で生きるホッキョクグマの母子たちが主人公。地球上で最も興味深い生物のひとつにして、絶滅の危機に瀕しているホッキョクグマの子育てに密着、過酷な環境に直面しながら母親として生きていくための準備をする母グマの奮闘と母子の絆に迫るとともに、気候変動の“最前線”を克明に映し出す。
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母親になったばかりのホッキョクグマは自身の若い頃の記憶を頼りに、2頭の子グマに過酷な環境下で生きる術を教えようとするが、彼らの居場所はいまや、すっかり様変わりしてしまった。夏期には、驚くほどに“氷が消える”。泳ぎ疲れた母子グマたちが身を休めるはずの流氷が見当たらない。食料を求めて、むきだしの岩肌を延々と歩くホッキョクグマの姿には誰もが衝撃を受けるはずだ。
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それでも、3匹が連なって悠々と泳ぐ様子や、じゃれ合う子グマたちの姿、氷のくぼみで身を寄せ合う母子の姿、思いっきり遊んで転げ回って、少しずつ成長していく子グマたちの姿は微笑ましく、観る者の心に光を灯す。一転、貴重な狩りのシーンはハラハラドキドキの連続だ。北極で生き抜く厳しさを、私たちも目の当たりにする。
この美しくも荘厳な北極で迫力ある映像を収めたのは、海洋ドキュメンタリーの傑作『ディープ・ブルー』(03)や日本でも大ヒットを記録した『アース』(07)で知られるネイチャードキュメンタリーの巨匠アラステア・フォザーギル、そしてフォザーギルとともに「ディズニーネイチャー/ペンギン」を監督したジェフ・ウィルソン。また、ナレーションはアカデミー賞に2度ノミネートされ、『はじまりのうた』『ゲット・アウト』などに出演してきたキャサリン・キーナーが担当。危機のただ中を懸命に生き抜くホッキョクグマの家族を、穏やかな声で包み込む。
さらに、本作のメイキング映像を集めた『ディズニーネイチャー/メイキング映像 ~ホッキョクグマの子育てサバイバル~』も同時配信。家族で楽しめるホッキョクグマの“いま”を収めた驚異の映像は、様々な困難が立ちはだかる中、制作陣の尽力により実現したことが明かされている。
守るべきは生物の多様性…
世界最後の秘境と自然農法の農場から知る
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地球の驚異を感じられる場所といえば、南米アマゾンの奥地はその最たるものだろう。ナショナル ジオグラフィック長寿番組「エクスプローラー」シリーズの最新作『エクスプローラー 世界最後の秘境テプイ』では、ギアナ高地、テプイと呼ばれる約300メートルもの断崖の頂上に生息する未知の生き物を初めて探索する旅を追っている。
テプイは16億~18億年前の岩石で形成されており、4000万~5000万年前にギアナ高地の一部として隆起した後、侵食作用によって周辺が削りとられた卓状台地で、雲を見下ろす「天空の島」とも呼ばれる。その神秘的な造形は、コナン・ドイルの小説「失われた世界」をはじめ、ディズニー&ピクサー『カールじいさんの空飛ぶ家』のカールと亡き妻エリーが憧れた“パラダイスの滝”や、ジェームズ・キャメロン監督『アバター』の雄大な“惑星パンドラ”などにインスピレーションを与え、多くの研究者たちをも魅了してきた。
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同作ではテプイの生態系を専門に研究する生物学者ブルース・ミーンズ博士を、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞『フリーソロ』で知られるアレックス・オーノルドと、ナショナル ジオグラフィック・エクスプローラーでクライマーのマーク・シノット率いるクライミングチームがそこまで案内する、というミッションが描かれる。
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ライフワークとして未知の動物種の探索を行ってきたミーンズ博士は、テプイには新種のカエルなど多様な生き物たちがいると確信している。チームはまず、危険なジャングルの地形を何マイルも歩くが、高齢のミーンズ博士にとってはあまりに過酷。彼らは、あのガラパゴス諸島と同じように外界から遮断された秘境の地で、未知の新種を発見することはできるのか? 彼らのミッションを通じて、手つかずの生物多様性をそのまま守り続けることの重要性についても問いかける。
一方、『ビッグ・リトル・ファーム リターンズ』は、2018年に公開され、各国の映画祭で大絶賛されて数々の賞を受賞した長編ドキュメンタリー映画『ビッグ・リトル・ファーム』の後日譚。理想の暮らしを夢みてロサンゼルスでの都会的な生活をやめたジョンとモリーが、カリフォルニア州南部の荒れ果てた農地を10年の歳月をかけて改善。自然農法により生物多様性とその調和を復活させ、「アプリコット・レーン」農場を作りあげた。
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現在、160種類以上の作物が育つという農場で夫妻の子どももすくすくと育ち、白鷺のジョージーをはじめ、新しい子豚を迎えたブタのエマ、そして自分を犬だと思い込んでいる愛らしい子羊のモーなど、個性豊かな生き物たちに囲まれた生活は予想外の展開も巻き起こる。それでも、「すべての解決策は僕らの作った多様性の中にあった」とジョン自身が語るように、土や微生物、植物、野生の生き物、そして家畜たち、全てにそれぞれ役割があり、作用し合って美しい調和が生まれていることが見えてくる。私たちが忘れてしまいがちなこの調和こそ、未来への希望そのものだ。
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『アバター』から『アイスエイジ』まで地球を体感!
「アースデイ特集」実施中
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氷河期を舞台にした人気シリーズの最新作『アイス・エイジ バックの大冒険』や、テプイそっくりの場所が登場する『アバター』、もしかしたら“衝撃の未来”になるかもしれない『アベンジャーズ/エンドゲーム』などの大ヒット映画は、物語を楽しみながら改めていまの地球を見つめ直すことができるだろう。
また、「クジラと海洋生物たちの社会」や『ディズニーネイチャー/ボーン・イン・チャイナ』などではクジラやパンダといった動物たちの豊かな生態と“家族”を覗くことができる。その驚異の世界や感動的な光景を、何度でも堪能してみてほしい。
『ディズニーネイチャー/ホッキョクグマの子育てサバイバル』『ディズニーネイチャー/メイキング映像 ~ホッキョクグマの子育てサバイバル~』『エクスプローラー 世界最後の秘境テプイ』『ビッグ・リトル・ファーム リターンズ』は4月22日(金)よりディズニープラスにて独占配信開始。
「Dinsey+」公式サイト