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「同情しないで」“コーダ”の子どもたちが語るドキュメンタリー『私だけ聴こえる』予告編完成

ろうの両親から生まれた耳の聴こえる子どもたち、コーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)を追ったドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』から、予告編が解禁。

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『私だけ聴こえる』(C)TEMJIN / RITORNELLO FILMS
『私だけ聴こえる』(C)TEMJIN / RITORNELLO FILMS 全 7 枚
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ろうの両親から生まれた耳の聴こえる子どもたち、コーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)が揺らぎながらも自らを語り、成長していく姿を追ったドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』から、予告編が解禁となった。


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家では手話で、外では口話で話す彼らは、学校に行けば“障がい者の子”として扱われ、ろうからは「耳が聞こえるから」と距離を置かれる。コーダという言葉が生まれたアメリカでコーダ・コミュニティを取材した初めての長編ドキュメンタリーとなる本作は、15歳というアイデンティティ形成期の多感な時期を過ごすコーダの子どもたちの3年間を追う。どちらの世界にも居場所のない彼らは、1年に一度の“CODAサマーキャンプ”のときだけ、ありのままの自分を解放できる。

ろう者でも聴者でもない、「自分はコーダだ」と話す彼女たちの切実な声が溢れる予告編。その映像の最後には「同情しないで、私がどれほど幸せか知らないくせに」と言った後に言葉を詰まらせるナイラ。CODAサマーキャンプのときの笑顔と裏腹に、孤独な葛藤や少し寂しげな表情をみせる彼女や、またコーダの子どもたちの切実な思いを凝縮した予告編が完成した。

『私だけ聴こえる』は5月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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