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『マイスモールランド』“叔父役”藤井隆、嵐莉菜&奥平大兼だからこそ「爽やかな青春のシーン」に

川和田恵真監督、嵐莉菜、奥平大兼出演『マイスモールランド』の舞台挨拶が大阪にて開催。

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『マイスモールランド』大阪イベント (C)2022「マイスモールランド」製作委員会
『マイスモールランド』大阪イベント (C)2022「マイスモールランド」製作委員会 全 7 枚
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是枝裕和監督が率いる「分福」の川和田恵真監督による商業映画デビュー作に、嵐莉菜、奥平大兼が出演した『マイスモールランド』。この度、公開2日目となる5月8日(日)に大阪にて舞台挨拶が開催された。


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大阪の本イベントには、嵐さん演じる主人公サーリャのバイト先のコンビニ店長であり、奥平さん演じる聡太の叔父を演じた藤井隆も登壇。

映画の中でサーリャと聡太が「大阪に行きたい」という話をするシーンになぞらえて「サーリャと聡太がついに大阪でたこ焼きを食べました!」と、まずは大阪ならではのトークからスタート。たこ焼きの感想を聞かれ「大阪で食べるたこ焼きは、記憶にある中では初めてで、トロトロで美味しくて、本場はやっぱり違うなと思いました」と嵐さん。奥平さんも「大阪に来ること自体初めてなので、初上陸で。ソースがかかっているものとかかっていないものがあることにびっくりしました」と、2人とも本場の味を堪能したよう。

続いて、大阪の美大を目指す、という劇中の聡太の設定に関して聞かれた川和田監督は「大阪芸大卒の映画監督が多くいらっしゃるので憧れていたのと、自分が高校生時代大阪に行きたいと思っていたので、高校生にとって遠出になるということから大阪にしました」と大阪の“美大”の設定には明確な意図があったことを話した。


藤井隆、嵐莉菜を絶賛「本番になると一気にサーリャ」


本作の舞台挨拶に初参加となった藤井さんは「何でも聞いてください!」と意気込み、さっそく嵐さんとの共演について聞かれると「現場では本番以外の時間はほとんどマスクを着けていたが、楽しそうにころころと変わる表情や愛らしさがマスクをしていても伝わってきたし、一方で本番になると一気にサーリャになるのでこちらが引っ張ってもらえて、すごく素敵な女優さんとお仕事させてもらえているんだなと感じていました」と嵐さんの演技に臨む姿勢に感服したと話す。

それを聞いた嵐さんも「藤井さんは本当にやさしくて。さっきも誕生日プレゼントをくれました」と嬉しそうに話すと、すかさず藤井さんは「そんなこと言わんでいいんですよ」と照れた様子で、和気あいあいとした雰囲気。

嵐さん、奥平さんと3人のシーンが多かった藤井さんは公開初日(5月7日)になんばパークスシネマで本作を鑑賞したようで、「緊張しながらもしっかりと監督と話し合って、一生懸命楽しみながら撮影に臨んでいて。作品が伝えてくるメッセージは考えさせられるものが多いが、このおふたりだからこそ爽やかな青春のシーンが出来上がっていたと思う」と撮影当時をふり返りながら、初共演の2人に賛辞を贈った。


嵐莉菜「サーリャの幸せそうな笑顔のシーンが好き」


それぞれの好きなシーンを聞かれると、嵐さんは「つらいシーンも多いけれど、聡太と出かけるシーンなどサーリャの幸せそうな笑顔のシーンが好きです」とはにかみながら語り、奥平さんはサーリャと聡太が橋の看板に手形をつけるシーンを挙げ「(嵐さんと)二人で『冷たい、冷たい!』と言いながら撮影したのをすごく覚えてます」とふり返る。

藤井さんは「サーリャとお父さんがサーリャの弟の学校に呼び出された帰り道に、すごく大切な話をしながら歩いている中で石を蹴りながら歩いているシーンが長回しで撮っていてさりげなくすごいなと。石にもお父さんの思いが込められているので素敵なシーンだと思います」と、サーリャの父の強い思いや家族の葛藤が印象的に描かれているシーンを挙げた。

最後に嵐さんと奥平さんは「ぜひ周りのいろんな方にこの作品を広めていただけると嬉しい」と力強く呼びかけ、藤井さんも「クルドのことについて僕自身も以前はほとんど知りませんでしたが、少しでも知ったことでニュースなどにも関心が向くようになったので、この映画を一人でも多くの方に観てもらいたい」と思いを込めて締めくくった。

『マイスモールランド』は全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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