※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

日本原作のフランスアニメ『神々の山嶺』公開決定!特報&ビジュアル解禁

夢枕獏、谷口ジローによる同名漫画を原作としたフランスアニメーション『神々の山嶺(いただき)』が7月8日(金)より全国公開されることが決定し、特報とビジュアルが解禁された。

映画 洋画ニュース
注目記事
『神々の山嶺』(C)Le Sommet des Dieux - 2021 / Julianne Films / Folivari / Mélusine Productions / France 3 Cinéma / Aura Cinéma
『神々の山嶺』(C)Le Sommet des Dieux - 2021 / Julianne Films / Folivari / Mélusine Productions / France 3 Cinéma / Aura Cinéma 全 4 枚
拡大写真

夢枕獏、谷口ジローによる同名漫画を原作としたフランスアニメーション『神々の山嶺(いただき)』が7月8日(金)より全国公開されることが決定し、特報とビジュアルが解禁された。

本作は、「登山家マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか?」という登山史上最大の謎に迫りながら、孤高のクライマー・羽生と、彼を追うカメラマン・深町が不可能とされる冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑む姿を描く冒険ミステリー。大ヒットアニメーション映画『ウルフウォーカー』の製作チームが、実写では再現不可能な命がけの登攀シーンを限界までリアルを追求し、圧巻の映像で表現。全世界ではNetflixが配信権を獲得するも、日本では貴重なスクリーンでの公開がついに決定。今夏、待望の凱旋上映となる。

原作の夢枕獏著の小説「神々の山嶺」(集英社文庫/角川文庫)は、1998年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。同作を漫画化した谷口ジロー画「神々の山嶺」(集英社文庫)も、2001年に第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・優秀賞を受賞しており、いずれも作者の代表作として、現在もなお愛され続ける伝説的作品である。小説は2016年に岡田准一主演、阿部寛共演で『エヴェレスト 神々の山嶺』として実写映画化もされた。

2017年に逝去した漫画家、谷口ジローは「漫画界の小津安二郎」と称され、フランスでも絶大な人気を誇る。フランス文化省から芸術文化勲章シュヴァリエ章を授与されるほどリスペクトを受けている。フランスアニメ界からの熱烈なオファーにより、漫画「神々の山嶺」のアニメ映画化が決定し、生前、谷口氏も二度渡仏して製作に参加した。

日本の傑作漫画をフランスでアニメーションにするビッグプロジェクトは、7年の月日をかけて完成。第74回カンヌ国際映画祭で正式上映されると、実写では描き得ない驚異のスケールを観客や批評家たちが絶賛、第47回セザール賞ではアニメーション映画賞受賞を果たした。フランスでは300を超える劇場で上映され、13万人超を動員する大ヒットを記録した。

また本作は、原作国である日本でのみ、声優陣による吹替版が上映される。吹き替えを務めるのは、声優界きっての大御所の面々。ブラッド・ピットの吹き替えや「機動戦士ガンダム ZZ」、「ポケットモンスター」などのアニメで知られる堀内賢雄が主人公の1人、深町誠の声を担当。本作で圧倒的存在感を放つ孤高のクライマー羽生丈二の声を務めるのは、「攻殻機動隊」「ブラック・ジャック」などのアニメから、世界的人気ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズのスネークなどで知られる大塚明夫。ほかにも、羽生の後輩・文太郎役に「鬼滅の刃」の逢坂良太、羽生の行方の手がかりを握る涼子役を「THE IDOLM@STER」で人気を博す今井麻美が務める。

そしてこの度、公開情報と合わせてポスタービジュアルと特報も解禁。ビジュアルに映るのは急斜面の雪山に喰らいつく、主人公、深町と羽生の姿。口からは白い息、背景には雄大な白い山脈が臨み、そこがエベレストであることを物語る。「究極の冒険ミステリーが始まる」というコピーも高揚感たっぷりだ。

特報映像は、「登山史上、最大のミステリー」という言葉とともに登山家マロリーがエベレストに挑む姿から始まる。マロリーがエベレスト初登頂を成し遂げたかもしれない、という未解決の謎、その答えが解明されれば歴史が変わることになる。カメラマン深町はネパールで何年も前に消えたとされる孤高のクライマー羽生が、マロリーのカメラを手に去っていく姿を目撃したことで、羽生を見つけ出し謎を突き止めることを決心、彼の行方を追う。特報の最後では、極限の雪山の世界を圧倒的なスケールで描いた映像美も垣間見ることができる。

『神々の山嶺』は7月8日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]