韓国で異例の動員から大きな話題となったドキュメンタリー映画『ポーランドへ行った子どもたち』。北朝鮮から秘密裏にポーランドへ送られた朝鮮戦争の戦災孤児たちを、脱北者の大学生とともにたどった本作から予告編が解禁となった。
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韓国でも知られていない歴史の闇に光を当てたのは、ホン・サンス監督作品など俳優としても活躍するチュ・サンミ監督。この度の予告編では、現代から過去へ、朝鮮半島からポーランドへ。戦災孤児たちの悲痛な分断の記憶をたどる旅路が映し出されていく。
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子どもたちへのポーランド人教師たちのあたたかな眼差しと、いまもなお続く国家間の争いに傷つく子どもたちを優しく包むチュ・サンミ監督の想いが伝わる予告編。
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脱北の過去を持つ大学生イ・ソンがいまも北朝鮮にいる家族のことを語りはじめる場面にも注目だ。
『ポーランドへ行った子どもたち』は6月18日(土)よりポレポレ東中野ほか全国にて順次公開。