現在、前編である『復讐者スカー』が公開中の山田涼介(Hey! Say! JUMP)主演映画『鋼の錬金術師 完結編』より、後編『最後の錬成』の予告編が到着した。
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原作の最終話までを描き切る今回の完結編。到着した予告編は、現在公開中の『復讐者スカー』本編後に上映されているもので、「七つの感情をホムンクルスとして切り離してますます人間から遠ざかっているぞ」という、エルリック兄弟の父親ヴァン・ホーエンハイム(内野聖陽)のセリフからスタート。ホムンクルスの生みの親であり、ホーエンハイムと全く同じ見た目の最後の敵“お父様”は「私は人間になりたいわけではない。完全な存在になりたいのだ」と言い放ち、不穏な雰囲気が漂う。そしてもちろん、エドやウィンリィ(本田翼)らお馴染みのキャラクターたちも姿を見せている。
今作では、そんなお父様とエドと仲間たちによる最終決戦が、キャスト陣の迫真の演技、最新のCG技術を用いて迫力満点に描かれている。
エド役の山田さんは、ホーエンハイムとして内野さんの参加が決まった際、「髭などのビジュアル面で、どのように内野さんがホーエンハイムになっていくのか、ワクワク感がありました」とふり返り、内野さんは演じるにあたって「この父と子の関係性は少し特殊で、情けないというか抜けたところがあるので、新鮮な感覚でした」とコメント。山田さんの印象については「山田さんの魅力が凄く出ている、格好良いエドの印象がありました。今回ご一緒して(演技が)自由自在なんですよ。そこがとても頼りがいがありました」と語った。
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撮影現場では、内野さんが山田さん自身の緊張を解いた場面もあったそうで、「エドが父に暴言を吐くシーンがあったのですが、内野さんから”もっと来ていいよ”と言っていただいたので、遠慮なく演技できました。凄くありがたかったです」と山田さん。内野さんは「山田さんの(元々ある)礼儀正しさを抜いてほしくて、伝えました」と説明している。
今回山田さんは、エドと青年時代のホーエンハイム、内野さんはホーエンハイムとフラスコの中の小人という、それぞれが複数の役柄を演じ分けた。山田さんは「ホーエンハイムの青年時代を演じたときに、喋りのテンポは内野さんを参考にしました。また、内野さんのほくろの位置も参考に描かせて頂きました(笑)」と演じ分けを明かし、山田さんが演じる青年時代のホーエンハイムについて内野さんは「私の若い頃がこんなに色っぽくていいのかというくらい、魅力的でした」とコメントした。
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は公開中、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日(金)より公開。
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