竹内涼真を主演に迎えた「六本木クラス」の第1話で、挿入歌2曲がサプライズ解禁。「梨泰院クラス」でお馴染みの楽曲を「THE BEAT GARDEN」と松室政哉がカバーした。
絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を、下剋上を主軸にラブストーリー、そして青春群像劇を交錯させながら描いた韓国ドラマを、日本の六本木を舞台に新たに描いた本作。
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今回解禁された挿入歌のうちの1曲は、「THE BEAT GARDEN」の「Start Over」。宮部新(竹内涼真)が、大学受験に遅れそうになって急ぐ楠木優香(新木優子)を励ましながら一緒に走るシーンで流れていた。この曲は「梨泰院クラス」の代名詞といっても過言ではないほど話題となったGAHOの楽曲を日本語カバーしたもの。
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「Start Over」の歌詞を手掛けた「THE BEAT GARDEN」のUは、もともと「梨泰院クラス」、そしてGAHOの「START」のファンだったことを明かし、「このお話を頂く以前から口ずさんでいたこのメロディーを歌えることに驚きと使命感と大きな喜びを感じています」と語っていました。そんな強い思いを抱えながら書いた歌詞には「躓いて転んでも、手探りに前へと進んでいく物語の中で、絆や恋、涙にも似合う事が出来たら」という思いが込められているそう。聴くだけで気分を盛り上げ、走り出したくなるような、前向きで勇気をもらえるこのパワーソングとなっている。
そして、もう1曲の挿入歌が、松室政哉の「ゆけ。」。最愛の父・宮部信二(光石研)を突然失った悲しみに打ちひしがれる新が、葬式で父を思い出すシーンで流れた。
松室さんは「父・信二から新へと静かに託された思い。『信念を貫く』のは決して簡単なことではないけれど、それを体現しようとする新を優しく見守っているような信二の目線で楽曲制作をさせていただきました」と語るように、この歌詞は、父がこれからの長い人生を生きていく息子に贈る応援歌になっており、それはまさに信二の新への思い。
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そしてこのシーンでは、まるでこの曲のメッセージに反応するように、新は「父さんは俺のためなら何だってしてくれた。それが当たり前だと思っていた。まだ何一つ、その恩を返せてないのに…」と呟く姿が、いっそうの悲しみを感じさせ、それと同時に父と息子の強い絆が感じられる名シーンとなった。松室さんからは「新と同じように、強く生きようとする全ての人々にこの曲が届くことを願っています」とのメッセージも到着している。
さらに、主題歌の[Alexandros]の「Baby’sAllright」と、今回解禁された挿入歌2曲のうち松室政哉の「ゆけ。」は楽曲の配信もスタートし、ドラマ映像を使用した「六本木クラス」コラボMVも公開中。「THE BEAT GARDEN」による「Start Over」のドラマコラボMVは、来週7月14日(木)放送の第2話終了後から公開となっている。
「六本木クラス」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。